悪夢
世界中がなんだかきな臭くなってきています。
それは政治的というだけでなく、自然現象も、人の意識も、時空間までもが。
お隣(とも言いたくないのですが)の北朝鮮からは粗悪品のミサイルが遠慮もなしに
連日発射されて、日本の優秀だという触れ込みの緊急速報はテンポ遅れで鳴り響き
これが現実ならきっと死に絶えた瓦礫の上でビービーと鳴っているだろうななんて
映画の1シーンのような光景を思い浮かべたりしました。
でも、かの国のあんなミサイルですから、あんなに連射していたらいつかは
一つぐらいは失敗して、いや意図的であったとしても、日本のどこから落ちるのではないかと
私は想像したりしています。
息子はさすがに国土は避けるでしょう。津軽海峡あたりかと言っていますが、私はそのつもり
でも、間違って国土に落ちたり、まちがったふりして国土にということもあり得るかとは
思っています。
その時、我が国の代表者は何をどう対応してくれるのか。
もちろんさすがにもう何も期待はしていませんよ。微塵もしていません。
でも、代表である以上、そういう振舞をしてほしいとは希望します。
米国ではあのトランプ氏が返り咲こうとしています。その生命力たるや、ゾンビの
如し。そしてそのゾンビは多くのゾンビ支持者を引き連れての凱旋をもくろんで
いるようです。ある意味、見上げた政治家ではありませんか。そのしたたかさを
称えはしませんが、驚異に思っているのはもちろん私だけではないでしょう。
彼が帰ってきたら、ウクライナは今のままでは終わらない。そうすれば世界は
またゆり動くことになるでしょうね。
彼が帰ってこなくても、ウクライナは動かざるを得ない状況になっているようですしね。
あんな寒い国で冬場の電気を止めるなんて、プーチンはかのヒットラーよりも性悪で
冷酷無比な男なのかもしれません。
でも、この戦争でも、人が亡くなる裏側で、儲けている人もいるはずです。
戦争というとんでもない消費の前には、それを供給する手段があってこそですよね。
世界がどんどん暗い時代に入って、日本のこのぬるま湯が長くは続かないとは判っていても
まだ自分が生きている間は大丈夫という謂われない思い込みが、崩れようとしています。
それまでは、もうこの世界が保ないかもしれない。
そんな、空恐ろしい想像が眠りを浅くするのです。
なのに、私の隣のこの男は、晩酌を済ませると、早々に睡眠時無呼吸症候群を
調整する機械を付けて深い眠りに就くのです。
なにも考えずに、悩むこともなく。
(実際には別室なので、どんなかんじで寝ているかは想像ですが・・)
ここにミサイル落ちたら、私はこの男と死ぬのかと思ったら、それはそれで
受け入れるしかないかと開き直ったら、いつの間にか私も深い眠りに・・
北朝鮮! 来るなら来てみろよ。
こんな命らずのおばばもいるんだよっ。
「いや、そんなおばばはあなただけです」と眠ったはずの家人の口からの言葉が。
これは夢か現実か。。。