魔女のオアシス

2019年10月30日

自分で言うのもなんですが、弊社はいわゆるリピーターの多い会社です。

 

この仕事はなかなか他人には言い辛く、調査をしたことを周囲には秘密にしておきたいものなのです。

ま、それも無理はありません。夫婦の間の悲喜こもごもを、誰に見せたいと思うでしょうか。そして、それを

第三者的に見るのが私の仕事です。

親しい人には話せない。親しいからこそ話せない。でも、心に溜まる「鬱屈」を誰かに聞いてもらいたい。

そんな時に、お役に立つのがこの魔女相談員なのです。時間を問わず、場所を問わず、お話相手になることが

私の仕事の使命なのです。

 

そんな仕事ですから、リピーターというのは、ありえないのです。どんなに感謝されても、劇的な一枚が撮れても

それはそこで「終わり」になるのが、悲しいことにこの仕事の宿命なのです。

 

そんな中でのリピーター。。。

どんなご依頼だと思われますか?

まずは、結婚調査。娘の時お願いしたから息子とか。自分の子にしたから、姉の子の時に紹介とか。

事情はさまざまですが、親心は一緒です。

どんな事情にせよ、事実は事実のままにご報告いたします。対処せねばならぬ事があるならば、

それは報告の後です。

まず、事実を知ること。考えるのはそれからです。

そうやって、私たちは寄り添ってきました。それが、「じゃ今度も」という言葉につながったのでしょう。

眞に、探偵冥利に尽きるとはこのことです。

 

そして、人探し。

人探しには理由がいろいろあります。なんでもかんでもOKというわけにはいきませんが、お受けした以上は

時間がかかろうとも、手間暇を費やそうとも、結果はお見せできます。

だから、初恋の人が二人いたりしても、お探しできますよ。それは、その方の事情と感性の問題なのですから。

遠いご親戚もお探しいたします。あったことのない「親類縁者」どなたにでも、一人や二人はおいででしょうね。

 

浮気調査だってリピーターはいらっしゃいますよ。

ご自分の愛を持て余して、投げても投げても返らぬ愛を、諦めきれない方。浮気を繰り返される相手を責めない方。こういう

方のストレスは深く静かに沈殿していきます。

それを時折、そっと剥がして差し上げるのも、私の大事な仕事です。

 

私は決して、綺麗好きとは言えませんが、心の澱をそっと掻き出すのは、たぶんだれよりも上手ですよ。

そんな方たちが、そっとお電話くださり、立ち寄ってくださる。 私はそんな「相談室」の魔女相談員なのです。。。

 

 

 

 


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