脱テレビドラマ宣言
今日、出勤の途中でふと思い立ちました。
脱テレビドラマ宣言
もうやめます。私、テレビドラマ見るのを辞めます。
もともと、私はテレビを見る人間ではなかったのですが、なんの因果か、
家人と暮らしを共にするようになって、二台のビデオデッキを駆使してドラマ、
映画、演劇、コンサートと録画しまくるその影響下、いつのまにか
各シーズンのドラマの一回目はどれも視るようなりました。
そこで篩にかけるのですが、それでもあまりにも・・という以外は、便利な録画で
視聴していました。夕食後はリクライニングシートに深々と体を預けてのドラマ三昧。
たいして面白くもなくても、かけていれば見ます。トイレに行くときは、一時中断します。
読みかけの本は、傍らににおいて、まずテレビ・・ふと、そんな自分の姿に気付きました。
(おそっ・・と、自分でも思います。)
我が家では同じ番組をそれぞれの時間に合わせてみるので、朝起きたら、家人が昨日私の見た
ドラマを見ているということもしばしばあります。
もともと、最近の粗ドラマです。二回目を見ると、そのあまりの中身のなさに愕然としました。
これを、昨日私は読みかけの今村翔吾さんの新刊を差し置いて見ていたかと思うと、なんだか
とてももったいない気がしてきました。
いくら不老不死の身とはいえ、この先はそう長くはない。なのにこんなどうでもいいものを
見ることで、大切な時間を浪費していいものかと。
もちろん人の大切なものは様々です。
私は夕食後、今日の食と遊びの日記を付け、家計簿をつけ、三年日記をつけ、俳句を二句詠む。
これを日々のルーティンにしております。
この時間は僅かですが、私にとって楽しいひと時なのです。
家人はこの間に食器を洗い、それが終わるとテレビを見ながら今はウクレレ弾いています。
ひところの上沼恵美子さんの夫みたいですが・・なかなか上手なような気がします。
よく判りませんが・・
こんな時間を、自分のためだけに使うこんな時間を、失礼ながら昨今のドラマ視聴に使うのは
勿体ない。有り余る時間ではないのです。
と、思ったら、ほどほどができない性分です。ドラマはもう全部見ないわ。
録らなくていいと宣言しました。
「え・キムタクも?」
「ええ。別にファンじゃないし、原作から遠く離れているし」
「福山さんは?」
「いらない。特に顔みたいわけやないし。」
「大河は残しとく?」
「いらない。嘘多すぎ」
とこんな具合に、辞めて行こうと思います。
私には、まだたぶんやりたいことが残っています。今それをどうこうするかは
決めていませんが、誰にも平等に与えられる時間は年とともに減っていくのは現実です。
無駄遣いは得意ですが、せめてあまりの浪費は避けるような、そんな使い方をしたいと
思います。
そして、私がやっぱりこれは見たい! そういうドラマに巡り合えたら、それはきっと至福です。
この時間をどう遣っていくか・・愉しみです。
あ、でも映画は見ますよ。WOWOWも、日本映画チャンネルも・・
ま、私の決意なんて、こんなもんです(笑)。。。