少子化

2019年11月15日

子供が少なくなったことはもちろん自覚しております。私の卒業した中学校も来年度は廃校だそうです。

離島でも限界集落でもありませんよ。地方都市とはいえ、県庁所在地の中心から少し外れたところに

あります。

私の在学中は500名を切る在校生で、市内では小さな方の学校でした。当時は1000人越えの学校も珍しく

ありませんでした。そのわが母校がいまや57人。全校生徒合わせても、たった57名しかいないのだそうです。

知りませんでした。こんな激減していたとは・・いくらン十年前とはいえこれは寂しい。あまりにも寂しいです。

まずこの人数では、部活ができないのだそうです。

校内催事にも支障がでる。対外的な行事にも参加できないというのが、廃校の理由なのだそうです。

 

確かに一学年19人(単純に3で割りました)では、運動会にしても、文化祭にしても、手出しできるものは

少ないでしょう。ないとは言いませんが。

19人の修学旅行なんて、私ら世代なら離島の子供たちなんて映画のニュースになりそうな人数です。

 

これが時代の流れなのか。

娘には子供が二人おります。上の子の時は、周囲にお友達もいて、我が家のイルミネーションにもよく参加して

くれていたりしたのです。夏にはプールを設営して、楽しかった思い出もあるのです。

でも、下の子になると、なんと周囲にお友達が一人もいないのです。

これが現実です。いくら政府が男女参画どうたらと太鼓を叩いても、鉦を鳴らしても、踊る民はもういないのです。

 

早くこれに気付きなさい。政府の諸氏よ。

あなたたちがいくら「子育てに優しい社会を。だから子供を産んで」と叫んでも、誰ももう耳を貸さないのです。

理由は多々あるでしょう。でも、結果はひとつです。

子を産まない。だから増えない。ひたすら減る。

 

この現実を直視したら、もう夢みたいな「子供を産み育て」なんてお題目は忘れて

子供のいない社会。熟成した社会をどう作るか。どう維持するかを検討した方がいいのではありませんか。

老い先短い魔女相談員(魔女は死なないか・・笑)ですが、残される孫・子のために一言(実際はいろいろ

いうので一言ではありませんか・・)言っておきたいのです。。。

 

 

 


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