逮捕女優
風邪で半分ぼやけた頭でテレビを見ていたら「女優 沢尻エリカ合成麻薬使用の疑いで逮捕」と速報が
流れました。テレビドラマに疎い私でも、沢尻エリカさんは知っています。
「べつにぃ。」発言の娘ですよね。私もよく「別に。」は口にしますが、相手は見ます。
大人ですから。言っていい相手、言ってはいけない場所は弁えますよ。
当時の彼女はまだ20代とはいえ、芸能界で仕事して10年。社会というものを、身をもって体験しているのです。
よほどのおバカでないかぎり、ここで自分が言うべき言葉かそうでないかはわかるはずです。
当時流行りだったのか、ガングロ女子高生みたいに焼いて、金髪の前髪の下は、きらきらシャドーに原色の
上塗り。それが上目遣いに「べつにぃ。」では、知性も品性もあったものではありません。
そのあと、正体不明の男と結婚。彼らを追い回すマスコミを「あなた達こそ、おバカよ。」と冷笑して
いたのは私です。
それでも、離婚して殊勝に涙を流して復帰。そりゃ上手に泣くでしょうよ。新人賞、女優賞総なめの演技力なんです
から。あの涙の下で、ベロだしていたかと思うと、周りのいい大人たちはやっぱり「おバカ」ですね。
確かに、派手な綺麗な顔立ちはしています。華やかな大輪の趣のある顔です。
黙って立っていれば・・雰囲気はあります。さすがに女優さん!と、声を掛けたくなります。
でも、ひとたび口を開けば33才の今も、その品性の乏しさが、言葉の端から零れ落ちてくるようです。
思考の痕も、思いやりの欠片もない応答。落ち着かない指先。
この女性は女優というより、キャバ嬢という雰囲気がよく似合います。
きっと、おバカな女子高生に「あこがれるう~」なんて言われる、キャバ嬢になれるかもしれません。
本人は、女優として生きるより、その方が本望かもしれません。
私はこの女性を特別嫌いというわけではないのですが、今朝からのライドショーのバカ騒ぎを見ていると
いろいろなことを思い出してくるのです。
これは何十年も前の話ではありません。それでも覚えている自分を今は褒めたい。
次々失われていく新しい記憶の中で、他人の悪口だけは生きているんだ・・
やっぱり、私は生まれながらのへそ曲がり魔女相談員だったんだと、少しうれしかったりする私って
へんですか???