信じるか信じないか
今読んでいるのはノンフィクションで「死の海」
これは昭和28年に三重県津市の中学校の海水浴教室で起きた一年生女子36人の溺死事件がテーマです。
私たちのころは臨海学習と呼ばれていた行事です。
一度に36人もの溺死はもちろん大事件ですが、この事件をさらに有名にしたのがのちに生き残った
少女が週刊誌に発表した「あの時波間に何十もの防空頭巾をかぶった女の人が押し寄せてきて、私たちの
足をひっぱったり、抱きついてきたりした」との証言です。
これがもとでこの事件は一躍、昭和の怪奇事件と呼ばれるようになりました。
このちょうど10年前。昭和20年7月28日に津市に五度目の空襲があり、その時の被害者の霊ではないかと
いうことで大騒ぎになったらしかったです。
これをテーマにしたルポで、まだ読み終えてはいないのですが、いろいろなデーターで検証も
していますのでそうではないという結論に導かれるのではないかとは思います。
これはさておき、私はこういう所謂心霊現象なるものを否定はしません。
不思議なことは我が身にも何度も起こっています。
沖縄の摩文仁の丘ではそこだけが真っ白の写真ができあがったこともありました。
エレベーターから降りた女性が誰もいない部屋で消えたのを見たこともありました。
真夜中に部屋中の物がびゅんびゅん宙を飛んだり、バスルームの電気が何度点けても消える
ホテルに泊まったこともありました。
人生の中で、ときたまこんな不思議なことがあるのですから、世の中に何があるか判らないとは
思っています。
何しろ人生ではじめてお会いしたやんごとなきお方(紹介者のお話では大正天皇の落しだねだそうです)
から「あなたの守護霊は四人いる」とありがたいご宣託をいただいたくらいですから、今ここで魔女を
名乗るのは憚られると言えば憚られるのですが・・・(なーんて、私基本無宗派、無宗教ですから)
こういう話は信じるか信じないで結論が真逆になります。
それでもこうした話があとを絶たないのは、信じない人と同じ数だけの信じる人がいるからだと私は思っています。
あなたは信じる人ですか。それとも信じない人ですか。
答えがでたら、そっと後ろを振り返ってみてください。。。