私の決意
長くこの業界に棲息しておりますと、相談電話のお相手がどんどんお若くなっていきます。
同世代だったのが、親世代になって、さすがにまだ孫世代とは言いませんが、ともかく
お相手が年々お若くなるのは、微妙です(笑)
でも、間違いなく言えることは、この仕事は同情したり共感したりだけでできるものでは
ありませんから、相談者に合わせてものを考えられるかどうかが一番大切であって、
こちらの年代はあまり関係がないということですね。
むしろ若すぎる方が、お相手さんは不安がるかもしれません。
残念ながら、この業界の数多の相談員の中で、少なくとも私の知る限りの優秀な相談員さんに
若い女性はおりません。
第一、ちょっと想像してみてください。妻の浮気の相談にきた男性の目の前に、若くて美しい(?)
女性相談員が顔近づけて「ふんふん」なんて言ってきたら、間違いが起こるでしょ。絶対。
それを自分の会社で調べてなんて、マッチポンプみたいなことは、するはずがありません。
そんな自家薬籠みたいな仕事している会社は、存続ということができるはずがないのです。
これは、私どもに限らず、どの職種でもおんなじですよね。
お寺が経営する病院がないのと同じです。(これはよーく探せばもしかしたらあるかも
しれませんが・・)
そんな私ですが、この年の初め、どんな真夜中の電話であろうと、意味不明の泣き言であろうと、
脈絡のないよもやま話であろうと、「優しく、静かに」をモットーに対応しょうと
心がけております。
お正月ですから、たとえ三日坊主に終わろうとも、せめて15日くらいまでは、優しい路線を
維持していけたらいいな・・と、言いますと、それを聞いた家人は鼻で笑うのです。
「今日はもう、語尾が上がってたよ。無理すると体に悪いよ」
・・・・判っています。私は自分で思うほど心の広い人間ではありません。
この心構えが、いつ切れるか。それはあなたの電話次第です。。。(笑)