非国民
日々衰えることを知らぬ「コロナ肺炎」。もうなにを聞いても驚かなくはなりましたが、明るい話はどこにも
転がってはおりません。
こんな田舎の土地にもその魔の手はじわじわと押し寄せ、先週の土日あたりはもう商店街もガラガラ状態。
それにしても、私が不思議でならないのはこの有様にスーパーコンピューターの出番がどこにも取沙汰されないこと
なのです。
いやもしかしたら、私などのあずかり知らぬ処でご活躍なのかもしれませんが、それがちっとも見えませぬ。
ちょっと前にNNKでありましたよね。数え切れないデーターを放り込んで、その目的だけのための情報をピックアップ
することができます。
一人ひとりの消費データーも、病歴や成績や所得も全部入っていてその傾向をたちどころに目的別に分けることができる
のです。と。
そんなスーパーコンピューターがあるなら、なぜにこのコロナに対して徹底的に使わないのでしょうか。
感染者のデーターを全部ぶち込んで解析したら今よりもっとピンポイントで判るでしょう。感染経路が。
時間や場所をもっと特定できるでしょ。そしたら今よりももっと精密に、非常事態宣言の適応店舗や時間帯を
決められるのでは?
もう少し経済活動を考える余裕ができるのでは?
アビガンの服用をもっと効果的にできるのでは?
病院や保健所の仕事をもっと整理できるのでは?
などといろいろ?マークが脳裏を走るのです。
保健所なんてその最たるもの。どうみても仕事量過多。
感染者の経路追跡なんて保健所がしなくてもいいじゃないですか。
誰でもできる。警察でも行政事務員でも、私たちでもできます。
相談電話なんて、それも保健所がやらなくても、私ができます。
どんな電話でも捌いてみせます。
そうやって、保健所しかできないことだけに専念しましょうよ。
それも、スーパーコンピューターがあればうまく交通整理してくれる
ような気がするのですが、これは間違っているのでしょうか。
なんだか、日本もそうですが、世界中が「コロナ」という言葉に戦き、
本来の戦い方を失念してしまったのではないかと思うのです。
なので、総合戦略を考えないで、原理主義的な戦いばかりを挑んで
悉く退けられているのでは?と思った私は、いわゆる「非国民」と呼ばれる人種なのでしょうか。。。