妄想中国

2020年05月18日

街中の弁当屋さんの数が心なしか減っているような気がします。

店を開けるお店もずいぶん増えました。

そんな中で、中国人夫婦の経営する中華屋さんは5/31までお休み

しますの貼り紙をしたままです。

なかなか見上げた心がけと家人は言いますが、つい先日まで

店先でお弁当を売っていたのに、なんで急にそれもやめて休業?

と、私は思うのです。

 

そして私の妄想スイッチがONになったかとおもうと、いろいろな想像が

脳内を駆け巡ります。

中国大使館から日本の中国人に「今はなによりもコロナ対策に厳しい

対応している中国人」という印象を日本人に与えよ。と、極秘命令が

出ているのでは・・と、思うのですね。

先日の中華料理店の前のマスク販売にしても、今のこの厳しい開店規制に

しても日ごろのお店の商売熱心からすると、ちよっと信じられないのです。

 

これは中国を好きか嫌いかで判断が分かれることだと思います。

私は中華料理は大好きですが、中国という国は好きではありません。

あの巨大さと古の歴史が、どうしても好きになれないのです。

 

都市と田舎の大きな格差。人を切り刻んだり平然と賄賂が宙をとぶ王宮。

阿片(仮に持ち込んだのがイギリスであっても・・です)の巣窟の陰鬱。

共産党の文革と、数え上げたらきりがないです。

「大地の子」は、文革の恐ろしさをしみじみ感じました。

尊敬する山崎豊子先生は、中国にもこんな人がいると知って保身ったと

文末に書いておられましたが、生憎と私の浅学ではそれよりも

中国の底知れぬ陰湿と暗闇を垣間見ただけでした。

 

もちろん中国人がみな嫌いかと問われれば、そうではありません。

現実の彼の中国料理店のご夫婦は好きですよ。愛想もいいし、勤勉だし、

非難する要素は何もありません。

でも、それよりも歴史やあの習さんの底知れぬ微笑みが好きになれない

のです。

 

そんな私ですが、最近は中国の方からの相談電話を受けることがよくあります。

そんなときは、国境はないと自分に言い聞かせ、心の差別がないようにと

心がけています。

ですから、どうぞご心配なくお電話ください。。。

 


フリーダイヤル 0120-039-242