相談員の明日

2020年06月05日

もうすっかり外は夏です。

意気込んで作った布マスクは、この時期は地獄への第一歩のようです。

普通に歩いて、言って帰っていた距離が、たまらなく遠い。そして息切れが

収まらない。

 

はじめは何の病気かと、マジで疑いました。

その数日前には。友人が弁膜症と診断されたと聞いていましたし、

何より私は三年前に、心臓大動脈解離から生還した身です。

お医者様からは「もう変化がないから、定期健診はいりません。でも、治ったわけでは

ないので、調子が悪くなったら来てください」と言われています。

調子がって・・そんなの判るはずないじゃん。

階段上り下りしたら、息切れするし、それは加齢と付きすぎた余分な肉の

せいでしょうし、それを差し引いたら、どうってことないと思いませんか?

と、主治医の先生に言うと「思いません」とあっさりと決然と言われてしまいましたが・・。

 

そんな私ですので、息切れは「黄色信号」です。

ですが、この布マスクのせいであることは、明々白々です。

自粛時にまるで内職のようにミシンをかけつづけ、仕上がったマスクの数々

もちろん中には、惚れ惚れするのもありますし、縫い目のあまりの曲がり具合に

「これを掛けたら、目の前でジグザクが走るのか」と思ったものもありました。

それでも、自作と思えば情も沸きます。

 

たとえ縫い目が飛んでいようと、曲がっていようと、自分も、

もちろん家人にもその使用を強制しておりましたが、どうやらそれももう

限界に近づいているようです。

 

昨日から、サージカルマスクに変えました。もうあちこちでひと箱いくらで売って

いますから、うちでも余裕はあります。

これが、この時期にはなんとも爽快。

 

そうは思いつつ、いつまでこんな思いをしなければならないかと思うと

悔しくてたまりません。

私が生きているうちに「勝利宣言ができるのかしら?」と思うと

さすがの強気の魔女相談員も、明日のことを考えてしまうのです。。。

 

 


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