誰のためのエール
2020年08月19日
流れる汗が止まることをしりません。今日も朝から厳しい暑さです。
蝉も抜け殻どころか、その身を晒したまま路傍にひっくり返っている姿は
あわれというより、この過酷な夏の脅威をさらに増幅させるばかりです。
今年は、コロナ禍に始まって終わると思われましたが、やっぱり豪雨災害は
来ますし、熱中症もおとなしくしてはいません。
こんな過酷で、つまらない夏は、いつ以来でしょうか。
長く生きていると、いろいろな出来事に出会います。
「未曽有の・・」というセリフを使いたくなることもあります。
でも、そのひとつひとつをどうにか乗り越えて、今があるのですから、
要は乗り越えられないものはないということです。
人には人の数だけの歴史と物語があって、人が踏み込めるものもあれば
そうでないものもあります。
それでも今を生きているということは、負けなかったということでは
ないでしょうか。
こんな自己中心型人間の私でさえそう思うのです。
今からを生きていく若き人たちよ
今を憂えるなかれ、今はきっと明日の糧になる
なんて綴っていましたら、覗き見した家人がぼそりと
「たまには、私のための糧も作ってはくれないだろうか。」と
つぶやくのです。
それ、誰に言ってる???