家族の在り方

2020年09月26日

雨の後は雑草が急に生い茂り、我が家の庭はまるで廃屋のようになっていると

つぶやいたら、今朝綺麗にそれが刈り取られ見違えるようになってたのには

ちょっと感激です。

 

仕事が差し迫って忙しくなると、やはりプライベートがおざなりになって、

階段の隅に埃が堆くあったり、テーブルや棚に書籍が雑然と積まれたりしているのが

目ざわりです。

 

ただ、我が家はお互いが仕事をしていますので、家事も分担です。

しかしながら、私は短期集中放出型、家人は在庫整理保管型なので、

相容れることはありません。

家電マニアのせいなのか、購入した家電の取説はもちろん、付録の料理法の本

家電の入っていた段ボール箱まで置いておこうとする家人。

公共料金の請求書から、カードの明細、保険の約款や果ては毎月のwowwowの

案内書まで、なんでもかんでも置いて捨てるということをしません。

 

私は片付けることは即ち「捨てる」ことと心得ておりますので、掃除はまず

廃棄からはじまります。これがどうも彼には気に入らないようで、いつの間にか

掃除は家人の分野に入ってしまいました。

これを彼は私の「陰謀」と言うのです。自分の方が絶対的に仕事量が多いと。

ならば私がしますと言うと、なんでも捨てられることを恐れてそれはいいと

拒否します。

 

この我が家のルールについて友人たちの意見は様々です。

女性たちは概ね支持してくれますが、なかに「そんなことしてくれる

人いないよ。感謝しなくては」などと、訳の分からぬ説教をするのもおります。

感謝しろというのは、自分の仕事を代わってやってくれていると認識するから

そう言うのですよね。

これは、私だけの仕事ではありませんよ。これは「我が家」の仕事です。

 

などと大上段に振りかざすと、めんどくさい女と思われるでしょうが、

それを承知で(・・多分)私たちは共に暮らしているのです。

そしてそれはなかなかに快適な暮らしであることは確かです。

家族にはその数だけのいろいろな型があります。

どれも定型に入るようで、少し窮屈だったりして一つとして同じものはないと

私は思っています。

その中でも、我が家はちよっとだけその定形外の部分が大きいかなとは

思いますけれで(笑)

もちろんお互い不満もありますし、言い分もありますが、それは惜しみなく

相手に伝えることにしています。

 

このコロナのご時世に何が辛いといって「食事は静かに・・」のフレーズ。

我が家でそれは無理です。

他人様との時は、相手のことも思いやって、多少の努力はしますが、

家族の中で「黙ってご飯」なんて、できるわけがありません。

それで、感染すれば仕方ありません。家族なのですから「もろとも」です。

・・・こんなこと書けば、誰かから非難されるかなと思いながら、それも面白いと

待ってる自分はしみじみ「変わった女」だなとは思います。。。(笑)

 

 

 

 


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