感謝
昨日は久々のベランダBBQを楽しみました。
お天気はいまいちでしたが、そのぶん暑くもなく夕方からは涼しい風が吹いてきて
・・まるでハワイやん・・なんてことはありませんでしたけどね。
それでも、ベランダで食べるごはんの美味しいこと。
ししゃもにイカの醤油漬け(どこがハワイよ?・・まるっきりNipponやんか。)からはじまり
今回は焼肉用の肉ではなく薄切り肉を焼いてポン酢でいただきました。
その爽やかで美味しいこと。あっさりといくらでも食べれそうです。
野菜は我が家で採れた玉ねぎとピーマン(1個ですけどね)。もやしに舞茸(これないと
怒ります。私が・・)
家人はなかなか手に入らないという、スーパーの酒売り場で買ったなんとかクラッシック
ラガービール。・・手に入れにくいというのは虚偽だと思います。
そんな貴重品がスーパーの床に積み上げられているはずがない。私が酒の事に関して
無知と思っているらしいけど、世知にはたけているのよ。わ・た・し。
それでも機嫌よく二人で飲んで食べていると曇り空の間を茜色の帯に染めた夕日が
厳かに沈んでいきます。
塒に帰り忘れた鳥が何羽か連なってその茜の空に向かっていく様は本当に綺麗で
一幅の日本画のような風景です。
そしてしばらくしてランタンに灯りをともすと、今度は周囲がブルーになって
蒼い夜が静かに訪れます。
お喋りな私たちでさえ、おもわず言葉を忘れてしまいそうな静寂の美が
手の届くところにある幸せをしみじみと感じるのはこんな時ですよね。
でも、その静寂にじっと身を置くことのできないのが私たちの不幸・・
この美しさを誰かに伝えたくて堪らなくなるのです。
・・・・・
まず娘に送ります。茜色と蒼色をです。
そして帰ってきたのは「テーブルのお肉、余ってるなら今から行くわ」
な、なんたる風情のなさ。現実に毒された女でしょうか。
親の顔が見たいですとつぶやいて、恥じました。
天に唾すりゃ己に還るとはまさにこのことです・・・(沈)
次に近所の友人に・・
「でたぁ~」って、私たちはユーレイか?
確かに、この年頃の二人にしてはちょっとロマンチックすぎだかもしれませんが、
何か問題でも?・・
そして家人の高校時代の友人夫婦にも送りました。
すると「ランタンやんけ」と友人
「この前見せられたマキネッタのお返しだそうです」と私。
この前、このご夫婦と一人娘の三人でお庭BBQをしていたらしく
その時に、さり気なく(・・でもないかな。かなりわざとらしく)
エスプレッソマシンでカプチーノ~という写メが送られてきました。
へーと感嘆する家人に「マキネッタで検索してごらん」と自慢されて
その対抗にと、あいつにも送ってくれと家人に言われて送ったのです。
私と夫人はライン友です。
そして彼らは私たちのラインを介しての会話をするのです。
夫人曰、ランタン見てシシシと笑っていますと返ったので家人に
伝えると「ガハハ」と笑い飛ばしていました。
「まるで子供の自慢ごっこ」と夫人と笑い合い
「では、今度ランタンの下でエスプレッソ淹れてもらって私たちは
ゆっくりお喋りしましょうね」ということで落ち着きました。
なんやら、こんな感じで休日の一日も過ぎていきます。
コロナ禍で大変な時に、こんなにゆったりと時間を過ごせるのは
本当に有難いことです。
明日から、また仕事に頑張れます。
決して忙しいわけではないけれど・・(笑)
それでも、元気に明日を迎えられるのは何よりの幸せでしょう。
家族にも、お友達にも、感謝の気持ちで一杯です。
ただ、それを素直に表せないキャラなので・・・失礼します。。。