騙すということ
昨日からGWに突入ですね。しかも三年ぶりの規制無しのGW。
「帰省無し」と「規制無し」は同音異義語とはいえ大違いです。
しかし、世界の中ではロシアの横暴が続き、国内でも知床で遊覧船が遭難して、
三年前の行方不明女児のものとみられる遺留品が出てきてと、不穏な世相は続いています。
休み~とばかりに浮かれているばかりではいけないかなとも思います。
そんな中でテレビに目を向けると、これもお寒い。私はバラエティと括られる番組はあまり見ません。
殆ど見ないかな・・。
理由はひとつ。面白くないからに尽きます。
その中でも特に嫌悪すら覚えるのは「人を騙すたぐいの企画」。
大昔「どっきりカメラ」なんて番組があって、芸能人を騙してはプラカード持った
ヘルメットのおじさんがヘラヘラ出てくるのが始まりだったかとは思いますが、あの頃から
私は大嫌いでした。もち子供でしたよ。いくら妖怪魔女おババといえ子供時代はあったのです。
騙し騙されはもちろんですが、最も厭なのはそれを見てヘラヘラだったり
バカ笑いする周囲の人たちの反応。これこそが一番きらいでした。
私の傍らで笑い転げる父と母を醜悪とさえ思っていました。
今はお笑いさんが主にやってますよね。「モニタリング」なんてもっともらしいタイトル
付けてますが、あれはそのまま「どっきりカメラ」でしょ。
たまにはアイドルさんやアスリートさんが妙な扮装して一般人を騙していますよね。
あれの何が面白いのか、私には皆目判らないのです。
騙される人を見て、楽しいなんて思ったことは一度もありません。
それがお笑い企画と判っていてもです。
いくら企画とはいえ、アスリートと称される人がこんなことして本気で面白いと
思っているのでしょうか。もしかしたらそのスポーツの人気をさらに獲得するための
努力としたら、涙ぐましい限りですが、企画者はもっと考えるべきかと思います。
他人様の趣味趣向をとやかくは言いませんが、朝からあの手の番組が出てくると
いやな気分になるのでGWはなるべくテレビを見ないですごそうかと思います。
録画の映画は見るので、厳密にテレビを見ない!とは言い切れないのですが。
今年のGWは新築なった我が家のデッキで、ゆっくり厚い本を紐解きながら
時間を過ごすのが私の贅沢です。
と言いつつ、そんな一人の時間があるだろうかと一抹の不安を覚える
魔女おババなのでした。。。