淡路島

2022年05月10日

忘れていたわけではないのです。

厭になったわけでもないのです。

ただ、日常のバランスが崩れたのか、三年ぶりに規制のないGWに

舞い上がったのか、ブログに向かう事を失念してしまっていたのです。

私的出来事の発露とはいえ、仕事の一部ではありますのに、お恥ずかしい次第です。

 

それにしても規制なきGW。さすがですね。なにがって?

日本人の底力と言うか、日常を取り戻す力の速さというか・・ともかくある種の

パワーではありますね。

 

初日からテレビは高速の渋滞を垂れ流し「大変だけど嬉しいです」なんてありきたりの

コメント集めていたり、行楽地のお土産物屋さんに「いやぁ最高の売り上げですわ」と

コメント取ってきたり、その裏側で観光客がいかにマナーが悪いかと糾弾したりで、

もうすっかり三年のブランクなど感じさせない日本人の振舞の数々。

もう賞賛すればいいのか、糾弾するべきなのかさえ判りません。

 

私自身は、我が家のウッドデッキのお披露目を兼ねたBBQを主催し、

娘の次男のランドセルの受注会に行ったりと案外忙しい日々を過ごしました。

そして、縁あって最近はよく淡路島に行っております。

 

淡路島は今、西海岸にパソナがまるでロシアのように地元を制覇してきて

日々どこかが姿を変えています。それはそれで楽しいことではあるのですが、

ここまで手を広げられると、いつかここは「パソナ島」と言う名前に

なるんじゃないかとさえ思ってしまいます。

 

そうなったら、女王はあの巨大なキティちゃんでしょうね。

国道の端に鎮座するキティ嬢。

私も嫌いではありませんが、あそこまで巨大なのと、入場料の高さに

距離を置こうかと思います。向こうもおよびではないでしょうが・・

 

それでも淡路島には国つくりの島という事実が過去を崇高なものにし、

未来も過去も繋がる不思議な国というイメージが私の中では育っています。

そもそも、淡路島の地名の多くは、見たこともない漢字が使われているのが多いです。

読めない地名があちこちにあります。伊弉諾(いざなぎ)神社・・なんてはじめてここで見ました。

炬口(たけのくち)とか安乎(あいが)とか、ここでしか読まない見ない漢字です。

(ただPCで打ってみて、変換できのにはびっくりでしたが・・これは単に

私の無知故のことでしょうか?)

 

などといろいろと面白い処の多い場所ではあります。

波の音ほ聞きながら、仕事のことを考えるのは幸福の時間です。

もうこの年になると、仕事もプライベートもないのです。

どちらも私の中のひとつ。そう思ったら、時間の一分一秒が愛おしく

感じられます。

こんな私は、きっと、とてつもなく長生きして、周りに迷惑がられる

のでしょうねと思うと・・愉しみですというのは本心です(笑)。。。

 

 

 

 


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