自分が小さく見える時

2022年05月16日

はっきりしない空模様が続いて、心が鬱々としているところに、有名人の次々の

自死報道で、さらに滅々とした気持ちになるのを止めることはできません。

亡くなられた方には、ご冥福をお祈りするばかりです。

命を絶つ理由は様々でしょうが、ひとつはっきりしているのはその時その方には

この方法しかみつけられなかったということでしょう。

迷いや、躊躇いはあったにせよ、これしか道がないと思い定めてのことなのでしょう。

決して自死をき礼賛したり綺麗事にしてしまうつもりはありませんが、その時の

その人の判断をこうなったからには尊重してあげることしかないのではないかと

私などは思うのです。

 

今、私は夏井いつき先生の「俳句ライブ」に参加して以来、すっかり虜になってしまい、

一日一句を遵守しております。(正確には二句作っておりますが・・)

そして日々作っていると、どんどんいろいろなことが知りたくなって、二冊目の

指南書を買い込みました。「世界一わかりやすい俳句の授業」

確かにタイトルに嘘はありません。問答方式のとても分かり易い内容です。

ただ、学習中に宿題が出ます。

例えば「尻から俳句」を十句とか「十二音日記」を十句とか・・です。

これはこれで楽しいのですが、毎日一句と合わせると、二十句以上作らなくては

ならない日があるのです。

この薄くて固い脳みそを絞り倒して、最期の一滴・・・それは快感ですが、

その快感のためには、恐ろしい努力がいります。

不思議なものですよね。

そういう脳みそ絞り込むようなサディステックな努力も、自分の好きなことの

ためならその苦労さえ、快感に変わるのですから。

いつまで続くか判りませんが、興味ある限り一日一句を続けましょう。

そのための本棚まで買い込みました。(何しろ形から入る家ですから)

 

こんな私が世界の片隅で、平和と安らぎのために祈っていることを

みなさん信じてくださいね。

・・・何を根拠に?と尋ねられたら私は迷いなく言います。

「今、石牟礼道子さんの春の城」を読んでいるからと・・

ああ・・どこまでも自分より豊かで誠実な方にあこがれるのでしょう。

・・それは自分と絶対的対極にいる生き方をしている人だからでしょうと、

一冊の本も読まない家人に指摘され、それが遠からず当たってることに

自分自身が気付いているからです。

私にも反省の刻はあります。。。

 

 


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