昨夜、突然送られてきた一通の不穏な写メ。

動画には後ろ手に縛られたどうみても家人のお師匠さま・・・

それがもそもそと腰やお尻を動かせながら背筋力の手も借りて、すくっと立ち上がるのです。

・・・な、なに??・・・これなによ?

と、思っていると続いて、師匠妻のコメント。「これできる?」

あ、あのねぇ・・夕飯食べている最中にこんな写メが送られて、何事?  と、思ってるところに

これできるって・・・

師匠妻ができないでいると、夫婦の会話としていろいろ言われたようです。

そこで、じゃみんなに聞いてみる・・と、なったということでしょう。

事情が分かれば、なーんだ。

体の固さは80才かと自称の家人は「やるまでもない。できません」

もち私もですと返信しました。

さあそこからです。師匠妻のすごいところは、この動画を送るわ。送るわ。

彼女のライン相手は私の10倍とはいわないほどおりますが、片っ端から

送りつけ、「これできる?」

どうやら「できない」世論のオピニオンリーダーになろうと画策しているのかっ・・

なら私も参謀として入ろうか・・・

で、誰々は出来る。できないと実況報告が次々と入ります。

師匠家の子供たちはみんな運動神経抜群でここはできるでしょうよ。

失礼ながら師匠妻以外はみんなクリアらしいです。

お友達関係は全員ボツ。

親戚は・・80すぎにまで送って「これできる？」それはないでしょ。

本気でチャレンジしたら大事になりますぞ。

回答をまとめてみると、やっぱりDNAは強しのようです。

ここは、師匠妻ではなくて師匠のね。

そんなこんなで夕食後のラインは盛り上がり、就寝時間になった時に、ふと気が付きました。

みんなやっては、みたんや。やってないのは私たちだけ?

それはいかにも師匠に対して不実ではないかい?

そう思って家人を見ても、もうすっかり白河夜船。

これを叩き起こしても、なんの得るものもないでしょう。

そこで私。

やってみょうと、思っちゃいました。

後ろ手にして絨毯にうつぶせに・・・あれ、あれれ・・・

もうそれだけで身動きできない。お尻も腰も動かせない。

「な、なによこれ。」口は動くが足も腰も尻も動かず・・

それでも悪あがきで、背中を反らしてみたり、くねらせてみたり。

あ、いたた・・・

くねらせた背中が、元に戻らない・・ひえっ・・

なんとか穏便に背中を元の位置に戻した時は、汗びっしょり・・

ふぅぅ・・あわや「真夏の世の夢」ならぬ「真夏の世の悪夢」になるとこでした。

師匠!

お願いですから、もう少し、大衆的な体の鍛え方を送ってください。

これが続いたら、いつか誰かが悪夢を見ることになりますっ。。。

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