私の夏
七月になりました。
記録的な速さで梅雨が明けて、毎日「真夏日」と「熱帯夜」の連続。
早明浦ダムの貯水量は日々その割合を下げ続け、久々の「水飢饉」が
心配されることになっております。
しかも、これはここだけに限らず、東京は灼熱地獄。もう亜熱帯と息子も喘いでおりました。
こんな酷暑の日本列島に「本当の夏がやって参りました」
どんなに暑くとも、真夏日が続こうと、六月は六月。
やはり七月の声を聞かなければ「夏」とはいえません。・・・それ、誰が決めたの?
私ですが、なにか?
この人も木も草も焼け尽くすようなギラギラした陽射し。雲の影などひとつも見えない
空の青さ。これこそが夏に相応しい限りです。
年と共に暑さには弱くなった気がしますが、それでも冬に比べたら断然夏!!!
酷寒の冬と灼熱の夏のどちらがいいかと問われれば、その言葉の終わらぬうちに
「灼熱の夏」と答えるだろうと思います。
そんな私の七月がやってきました。
今年はどこの海水浴場も久々の海開きだそうですね。
そうですよ。そうでなくっちゃあ・・・生きてる甲斐もありません。
私は死ぬなら断然「夏」です。
放置されて腐敗して(食事中なら、あい済みませぬ)も、それでも夏です。
そんな狂おしいほどの夏がまたやってきました。
こんな私に向って、お日様は意味深げに今年も陽射しを浴びせまくりです。
日焼けも、シミもなにするものぞ、陽の前にたじろぐものぞなし・・
(・・怖いわ。ますますバケモノじみてきてる気がする)と囁く家人の
声は丸聞こえなのですが・・・