高橋書店に異議あり

2022年10月27日

私は五年日記をつけています。当然買い換えるのは五年毎ですから今年でこれが終わり

来年のために早めにと買いに行きました。

いつも行っている文房具屋さんに行くと、例年に比べてなんだかスペースが小さい。日記を手書きなんて

ますます少なくなる一方ですからね。こうなることもやむなしかなとは思いながら、いつものを探すのですが、

ない・・ないないないない

店員さんを呼び止めて聞きました。もちろん店頭にはありません。

そして調べてくれたのですが、なんとこのタイプの日記帳は2018年で廃番になっていますとのこと。

な、なんと・・・

 

膝から崩れ落ちそうでした。

五年日記は備忘録としては最高で、何度助けられたか判りません。ハワイに行ったときも欄をコピーして

持って行って書いたぐらいですから。

その五年日記が廃番。この私に断りもなく・・(あるはずはありませんが)

 

でも、どうしても突然の廃番が納得できない私は翌日版元の高橋書店に電話を入れました。

いかにも、文芸畑のやさしいお兄ちゃんの応対ですが、怒りが収まらない私は

「五年日記を買い換えようとしたら、廃番ってそりゃあないんじゃないの。なんの告知もなくて。」

「す、すみません。HPには小さく告知していたんですが、他の混じってたんで、判りませんよね。」

「お宅のHP、用もないのにしょっちゅうみないでしょ。」

「そうですよね。」

「ユーザーの為に、例えば買った時に連絡先とかを聞いておいて、廃番になるときにはお知らせするなんて

そんなサービスは考えられないの?」

「いや、それはそうですね。そういう担当の者が居りますから、そこからまたお電話させていただきます。

メールとかでも結構ですが。」

「メール? ふざけないでよ。このご時世に手書きの日記付けようかと言う人間をネットに誘導するようなこと

言ってどうするのよ。」

こうなったらもう完全に言いがかりです。

「は、はい。すみませんでした。ではまた電話します。」

 

こう言ってすぐに担当者さんから電話はありました。

私がなぜ五年日記に固執するか、遺書替わりに残しておけばいいかと思っている私のような

ニンゲンはいないかとか、くどくどと言いました。

でも、ないものはないのです。それを出せとか作れとかは言いません。

そこで提案です。私の住む地域で高橋書店の日記を一番置いてある店を教えてくれと言うと、またまた

ちょっと待ってくれ。また電話すると。

そりゃそうですよね。これ以上電話またしたら、このおババはまた何言うか判りませんものね。

 

次の電話も案外早くかかってきました。

そして教えられた本屋さんにお昼に行ってきました。

もちろん同じものはありませんが、同型の三年日記を購入してきました。

これがある限りは続けます。

 

さて、高橋書店さん、今度これが廃番になるのと、私が日記書けなくなるのとどっちが

先でしょうね。

もし廃番が先なら、私またお電話しますよ。

担当者さんのお名前も覚えてますし・・(やなかんじ)

 

そんなこと考えていたら家人が「きっと高橋書店の負けよ。死ぬ気がしないもの」と

ぼそっと呟いたのを私は聞き逃しませんでした。。。(怒)

 


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