正しきこととは・・

2023年03月09日

春になりましたね。啓蟄も終わると本格的な春!

そんな陽射しの日々が続いております。冬が終わるならなんだっていいんです。

春を飛ばして夏が来ても、なんだったらすぐ秋でもいいですよ。寒いのと空腹はどうにも我慢が

できないと思うのは「子供帰り」しているということだと、家人は言っておりますが・・

これは私に対する挑戦ということで、戦闘的意識で受け止めてもいいでしょうか。

 

久ぶりに他社さんのHPを見て、そこにブログがあったら当然開いてみました。

どこも、内容は調査の方法とか、過去の調査事例とか、騙されてはいけませんよなんて啓発ブログが

殆どで、私のように鬼ババの雑言を書き連ねているようなブログはここだけでした。はい。

ま、それもいいでしょう。

他人様に迎合することを良しとして生きてこなかったのですから、今さら「右え倣え」ができるはずも

ありません。

 

そんな私ですが、いやそんな私の今朝の出来事です。

三日前にゆうちょから、お手元のゆうちょ銀行の口座について、マネードンダリングに悪用されない

ためにもお問い合わせにご協力くださいと、文書が来ていました。

それには、現在の口座の番号。他にもあるならその番号。現在の仕事。収入。財産。預貯金を書けと

あるのです。もちろん命令調ではありませんが。

 

こんなタイミングでくる? ゆうちょにもルフィの手先がいる??

私は呆れましたが、その後地元の金融機関も同じようにマネーロンダリング・・という理由で

文書がきました。しかし、ゆうちょのように収入や資産まで書けという欄はありません。

それで今朝、ゆうちょに電話して聞きました。

「これって強制ですか?」

「いえ。強制というわけではありませんが、ご協力いただくということで・・」

「じゃ、協力しなかったらどうなります? 何か罰則はありますか?」

「いえ。それはありませんが、ネットで使用するのができなくなるとか、モバイルが・・」

「へーそうなの。ネット登録しませんかって、よくメールが来るけど、これ書かないとできなくなるの。

私から、ネット登録したいとお願いしてなくても?」

「そうなるかもしれないと」

「でもね。いまこのタイミングで、預貯金いくらですか。資産ありますかってこんなの来る? 私みたいに

こんなこと言う人はいないの?」

「います。でもこのお問い合わせは昨年の10月ごろに作った物でタイミングとはいえない・・」

「それはお宅だけが知ってることよね。もしもここから個人の情報が抜けたらどうしてくれるの?」

「あ、いやそれはありません。個人情報は厳重に守られていますから。」

「どうやって?」

「へ?・・だからあの・」

「郵便局から個人情報漏れたこと一度もない? そんなことはないわよね。大騒ぎになったことは

私も知っている限り何回もあるわよね。」

「は、はい。あります。」

と、こんな会話が続き・・・

「判ったわ。じゃこの文書の回答率はいくつ?  それ聞いて、私も返信するかどうか決めるわ。」

「あ、はい。でもそれは今は判らなくて、ちよっとお時間かかりますが・・」

「結構ですよ。お待ちします。で待ち時間はどれくらい?」

しばしの沈黙・・

「し、しばらくお待ちください」と五分ほどは待ちました。

「お、お待たせしました。あのそういう回答率は出せないと言われました」

 

私は彼女をいたぶることが目的ではないのです。

で、最終的に

「私はあなたに文句を言いたい訳ではないのよ。こういう意見があるということをこれを決めた

人に伝えたいの。どうやったらできる?  記名捺印して文書で送る?  メールに署名しておくればいいの?

あなたも困るでしょ。朝からこんな言いがかりつけられて。」

その時小さく「はい」という声が聞こえました。

結局彼女は、私の方から上には伝えておきますと小さな声で言って話は終わりました。

気弱な若い女性ですが、なかなか最期まで踏ん張ったと思います。

 

電話や手紙でいろいろな問合せがきても答えるな。情報は漏らすなと啓発する片方で

こんなことしてたら、ざるで水掬っているいるようなものではありませんか。

性善説に立つか、性悪説にたつかで、ものの見方は変わりますが、政府機関として(厳密には

郵便局はそうではないかもしれませんが)これがおかしいとは誰も思わないのでしょうか。

たいした財産はありませんが、いやたいしたことないからこそ、大切にしておかないと、

あっという間に消えるでしょう。

日本は、安全な国ではなくなったのです。これは私も、誰もが心の刻んでおかなくては

ならない警告ではないでしょうか。。。

 

 

 

 

 


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