別れの季節

2023年03月31日

三月は別れの季節とは言うものの、卒業式はもうすべて終了と思ったら、まだ残っていたものが

あることを知ったのは今日のことでした。

朝になって、どの番組もあれやこれやが終わる。誰やらが卒業。番組が終了とその騒がしいこと。

そりゃあ、それぞれの番組に、それぞれの司会者やアシスタントにファンはいるでしょうよ。

長く続けばなおさらのことです。

でも、そうやって卒業うんたらかんたらと言っている番組の殆どは、いや全部と言っていいかも

しれませんね。みんな泣いています。男も女も、スタッフもキャストも。

これを自然に受け入れる視聴者がいるから、そうすると思うのですが、大の大人が何人も寄り集まって

こんなに泣きますかね・・

 

綺麗に最期を飾ろうかと虎視眈々と待ち構えた女子アナさんならまだしも(これ、十分嫌味ですか)

メインキャスターやサブ。そしてカメラがとらえるプロデュサーや下手したらカメラマンまで

泣いています。

あなた達の涙って、こんなとこで使うもの?  そう詰め寄る私は鬼ババでしょうか。

私にはじんわりという涙がありません。激情に駆られて迸る悔し涙はありますが、じんわりと

いう類のものはもう一滴もありません。

というか。もともと自らの卒業式にも、もちろん入学式にも、結婚式にも出産にも泣くことはありません

でしたが、もちろん子供の卒業式にでもです。

いや、これは自慢ではないのです。こんなこと自慢してなんになります?

 

涙がなぜ出るかということを科学的に実証すればまたそれはそれでややこしいことになる

でしょうから割愛させていただきますが、そういう私ですから某球団の某監督はだいっきらいです。

今はそれなりの年を経ていますから、少しましになっていますが、かつては泣く。泣く、泣く・・

某アナウンサーもですね。やたら泣く。あなたのギャンブル癖に奥様はもっと泣いたでしょうよ。

犬みても、猫見てもなく某女優。番組はじまる前から泣く用意して待ち構えるタレント。

こんな人たちの番組が面白いはずがありません。

 

その私が今日の朝の番組を見て、閉口したのは当然といえば当然ですね。

泣くことの全てを否定はしませんが、蕎麦を食べながら泣いたり、かわいいと呟きながら

泣いたりする女性たちは受け入れられませんね。

 

もっと言うなら、涙はなにかと一緒に流すものではないと私は心得ております。

深い悲しみや、絶望や、喪失の時に、心のなかの澱を体から退出させるためにあるのではと

さえ思っています。

なので、やたら泣いている人を見ると、ひっぱたきたくなるのです。

もちろんしませんよ。他人様にしたら警察沙汰です。

涙は一生に一度のもの・・とまではいいませんがそれに近いものと思っております。

では、あなたはいつ泣くの? と、問われたら困りますね。

私はもう一生分を使い果たしてしまいました。

家人よ。ごめん。

あなたの時のぶんはもうない・・・


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