君の名は

2023年04月10日

お師匠夫妻が長い旅から帰ってきます。

今回は「桜を追いかけて九州ひと周りの旅(旅行社風タイトルつけるなら)」でした。

おおよそ一か月、無事に車中泊の旅を終えたようです。

いやはや、パワフルなご夫婦ではあります。もっとも今回は私的な事をお願いしている

手前、その元気さが有難くもあり、嬉しくもあり・・なのですが。

 

そんなこんなしている間に、世間は花で溢れ今は一年中で一番の花盛りの時期です。

お隣のバンジーの寄せ植えも華やかに色づいて、駐車場の前にはオオイヌノフグリが

可憐に咲いています。私はこの花の名前が「オオイヌノフグリ」と知ってかなりの

ショックを受けました。いくらなんでも、あんまりです。

私は春を告げるこの花が大好きで、愛おしんでいたのですが、先日ふと気になって

Googleでパチリ。そして名前を知ったのでした。

 

ニンゲン知らなければよかったなんて話、いくつになってもあるものですねぇ。

この年まで知らなかった不明を恥じるより、このネーミングの衝撃に心が

頽れそうでした。

 

なんでそうなると思いつつ、娘にそのことを話すと

「あら、私は知ってたわよ。知らなかったんだ~」と小ばかにしたような反応。

「だってオオイヌノフグリだよ」と連呼しても

「そーよ」と平然。

・・・で、気付きました。むすめは意味を知らなかったのです。 アホめ・・

私が意味を告げると俄然「それはないわっ。」と言い出します。

単細胞めっ。無教養は幸せじゃのぉ・・・あぁぁ段々悪魔の私が目覚めてきます。

不当に貶められた淡い水色の花弁がいじらしいです。

・・この花の名がイヌノフグリとは哀れ・・と詠みたい気分です。。。

 

 


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