君の名は
お師匠夫妻が長い旅から帰ってきます。
今回は「桜を追いかけて九州ひと周りの旅(旅行社風タイトルつけるなら)」でした。
おおよそ一か月、無事に車中泊の旅を終えたようです。
いやはや、パワフルなご夫婦ではあります。もっとも今回は私的な事をお願いしている
手前、その元気さが有難くもあり、嬉しくもあり・・なのですが。
そんなこんなしている間に、世間は花で溢れ今は一年中で一番の花盛りの時期です。
お隣のバンジーの寄せ植えも華やかに色づいて、駐車場の前にはオオイヌノフグリが
可憐に咲いています。私はこの花の名前が「オオイヌノフグリ」と知ってかなりの
ショックを受けました。いくらなんでも、あんまりです。
私は春を告げるこの花が大好きで、愛おしんでいたのですが、先日ふと気になって
Googleでパチリ。そして名前を知ったのでした。
ニンゲン知らなければよかったなんて話、いくつになってもあるものですねぇ。
この年まで知らなかった不明を恥じるより、このネーミングの衝撃に心が
頽れそうでした。
なんでそうなると思いつつ、娘にそのことを話すと
「あら、私は知ってたわよ。知らなかったんだ~」と小ばかにしたような反応。
「だってオオイヌノフグリだよ」と連呼しても
「そーよ」と平然。
・・・で、気付きました。むすめは意味を知らなかったのです。 アホめ・・
私が意味を告げると俄然「それはないわっ。」と言い出します。
単細胞めっ。無教養は幸せじゃのぉ・・・あぁぁ段々悪魔の私が目覚めてきます。
不当に貶められた淡い水色の花弁がいじらしいです。
・・この花の名がイヌノフグリとは哀れ・・と詠みたい気分です。。。