無茶ぶり

2023年04月21日

私が発言小町をある種の教本にしていることはここでも書きましたが、先日このなかに興味深い

投稿がありました。40代の女性で某有名企業に非正規採用されて10何年。社員にしてあげるからとの

上司の言葉を信じて他の社員の倍以上の仕事をしてきたそうです。

産休に入る人の仕事も全部回ってきてそれを処理するも産休明けの人はそのポジションに戻り

彼女の戻る場所はなかった。のちに障がい者枠の採用者がきて、あの人はずっと入れるよねと

また言われ、結局私には何も残らなかった。他の会社に履歴書送っても通らず、心療内科に受診するも

死にたいと思ってないから大丈夫と言われる。でも、辛いんだなあと零しているのです。聞いてほしかった

だけと彼女は括っていますけれど、こんな風に思っている人はきっとたくさんいるのでしょうね。

 

本当にこんな時代にこんな風に書いたら非難ごうごう炎上必死を承知で書きますが、これを見て

育児休暇が多いの少ないの、子供は社会の宝だからみんなで子育てじゃの、子供を持つことを

世の中の免罪符のように振りかざす、あの種の「意識高い系の女性」にあなたは、あなたの子育ての

代わりにこんな風に犠牲になっている人のことを考えたことがありますかと、私は問いたい。

 

確かに少子高齢化はもう日本も世界も浸食しています。子供は宝というのも激しく同意します。

でも、でもね。

子供って社会のために作るのですか?

これからの社会を形成する担い手の補充のために作って育てるのですか。

それはないでしょ。兵隊蟻じゃあるまいし、そんな親はいないし、子供をそんなことの

ために産み育てるなんてことはあり得ない。

 

自分たちが欲しくて、愛おしくて、かけがえのないものと認識しているから産んで育てるのが

大前提ですよね。

ならば、自分の時間をそのために捧げるのは、ある意味やむ得ないことではないですか。

父の時間か母の時間か、はたまた祖父母の時間かは、それぞれのことでしょうが、少なくともあなたが

取った育児休暇の時間は誰かが補うのです。

その補われた時間とその行為者に対しての労いと謝辞は誰がどんな風にするのでしょうか。

正社員の育児休暇を非正規社員が補って、復帰した社員には帰り場所があって、それを補った

非正規社員には帰る場所がないなんて・・これって弱いものいじめと言いませんか?

 

判っていますよ。いまの時代に思い切り逆らったこと言っているのは。

でも、子供は「お子様」でなく子供として育てたいと思う私は昭和の無茶ぶりおババなのでしょうか。

そんな乳母日傘(もう死語でしょうから意味は個々で調べてみてください。)で育てられたもやしっ子

ばっかりでこの世界は大丈夫なんでしょうか。

自分のことしか見えない人たちに、相手の気持ちを推し量れない人たちに「チヤットGPT」なんて

使わせたら、ますますものが考えられなくばかりでしょう。

想像し、思いやり、差し伸べることを放棄したらヒトはもうヒトではなくなると思っている私は

化石人でしょうか。

このまま、固まってしまいそうな気がします。

こんなことばかり考えていたら、もう発言小町を開くのは止めようかなって思います。

私はますます「怒りのへそ曲がり」になるばかりです。。。

 

 

 

 


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