あゝ無情

2023年05月26日

いやはや、恐ろしい世の中になったものです。

白昼堂々銀座の宝飾店に10代の強盗団が入ったり、個々の情報を得た手荒な

闇サイト強盗グループが、これでもかと暴れたり摘発されたかと思ったら、有名な

芸能一家の心中。同じく有名な芸能プロダクションの創業者の痴聞。これ英語で「スキャンダル」?

散弾銃の立て籠もり事件と、まあ次から次へと凶悪で救いようのない

事件が次々と出てくるではありませんか。

 

日本の国の治安が・・というと犯罪発生率は昔より下がっているという人が必ずいます。

数値的にはそうなのかもしれませんが、凶悪犯罪というくくりは、どう決めるのかによって

それは変わってくるのではないかと私は思います。

 

そして長く生きているとその体感は、数値の羅列とは一致しないことがしばしばおこります。

これもまたしかりですね。

 

どう贔屓目に見ても、昨今の日本は「凶悪」です。

犯罪が乾いているというか、血も涙も情もない。まるで仕事のように、上からの指示に

従うだけ。もっとまともな仕事に就いていたら、きっと文句の言わない勤勉な労働者であったでしょうに。。

そして手法は容赦がない。

・・・・ほんとに失礼を承知で、なお誤解を怖れずに言うのですか゛これって、AIのもたらした

手土産?

電子頭脳と呼ばれる機械が私たちの生活を侵食しながら、徐々にそして最近は急激に、私たちヒトの存在を

脅かすようになりました。

大小の仕事はロボットやAIに転嫁され、なんやらチヤットというヒトに代わってヒトの頭のように考え

ヒトのココロのように思い、ヒトマネで文章まで作る時代になったら、本物のヒトは何を考え、実行し

共感するのでしょうね。

そういう現体験を剥離し続けると「こういう輩」になるというサンプル的なものが増えた・・ような

気がします。

もちろんそんな単純な構造でも、行動でもないでしょうが、ヒトが自分で考えることを放棄した結果が

「コレ」と言われたら、いまの私は頷くと思います。

 

ここ数年、ほんとうに「マジ」で次世代を案じています。

私たちの世代はまだ、なんとか生き残れるでしょうが、子や孫の時代に最低限今の私たちのような

こんな世代の安寧が保たれているのかと。

為政者の手腕と能力は右肩下がりに下がりつづけ、人徳なんて言葉はすっかり死語になり、教育者とは

なんぞや。倫理や道徳なんて何語?と言われる時代がついそこまで来ているのではないかとさえ思って

います。

この先は「安らかな死」こそが、人生最大の幸せになったら・・ちょっといやかも。

 

いやいや、今でも安らかな死こそ、人生の至福よ。オレにも訪れるやろうかと、つぶやく家人の

頭の中をかち割って覗いてみたい気分です。←キミが一番過激ではないですかという家人の

心の声が聞こえましたが「ムシ」。今日も刻は流れます。。。

 

 


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