科学の国

2023年06月17日

たまたまラジオを聞いておりますと、「日本の産業振興の予算は何百億とか・・」と

いう声が聞こえてきました。お風呂の中で、しかもそのラジオ番組が最近その呂律と

内容の不確かさで、もうほぼお笑い番組と認識して聞いております「ありがとう〇〇」ですから

詳細の不確かさは考慮するにしても、新しい技術力や科学力を開発するのに、政府からそれほどの

助成金が出るのだそうです。

 

そこで、このへそ曲がりなおババはふと考えました。

これ以上の科学がいるか? と。

確かに少し前までヒトはより便利に、より新しくと宇宙に行ったり、コミニュケーションツールを

どんどん刷新したりで、今では空飛ぶ車も、考える人工頭脳も絵空事ではありません。

主婦に代わってお掃除してくれたり、個々の電話に通話以上のアイテムが加えられたり、水陸可能の

バスがあったり、駅に行かなくても電車の切符は当然のこと、好きな座席もゲットされたり、

行ってもない処の場所やお土産体験できたりと、いらんことまでなんでもできるようになりました。

介護士さんに代わって、ロボットが食事介助までしてくれるのです。

もうこれだけのことができるようになったのに、これ以上どんな新しい技術やモノが要るでしょうか。

もう十分ではないですか。

 

その予算として計上してある助成金をもう未来のためではなく、今を生きる人たちのために使うという

思考の変換はできないものでしょうか。

それだけの巨額のお金があれば、幼稚園や保育園なんてなんぼでも建てられます。

そこに働く人たちのお給料だって上乗せできるでしょう。

もう少子化にいくら悩んでも、僅かのお金ばらまいて増えるとはとても思えません。

ならば、今を生きる、今から生まれる実際の子供たちのために使いましょうよ。

幼稚園から大学まで、学費なんてけち臭いこと言わずに、学校費はすべてただにしましょう。

たとえ、親が死んでも子供だけでも学校はいけるシステムを作りましょう。

 

いっそ街ごと作り変えては?

過疎の村とタワーマンションの住人を入れ替えましょう。足腰のたたないお年寄りはタワーマンションで

エレベーター生活にする。一棟にひとつ医療機関を作る。介護施設を作る。

これ、効率的ではありませんか。

街にすむ若い世代、子育て世代は自然と自由と解放感一杯の田舎に住みましょう。

大丈夫、子供たちは空飛ぶ車がスクールバスになって送迎してくれます。週の半分はネットで

授業してもいいではないですか。

そのうち自家用車も空飛ぶ車になるでしょうから、奥様方もどこでもパートに行けますよ。

ご主人たちも、世界中を相手に自宅で仕事できますし、出張なんて言っても、駅で並ぶ必要ないし

そんな生活様式を変換する資金に、この補助金使ってみたらどうでしょう。

 

もうこれ以上科学力増やしても、あまりいいことはなさそうです。

携帯電話は行きつくとこまで行ったようで、いまでは悪事に使われたりいじめの温床だったり、

どんどん機能が増えるたび、悪用も比例して増えていき、もう使わない。持たないのが悪から

身を守る一番の手段なんて、悪夢みたいなことになってますよ。

車が空飛ぶようになったら、今の高速道路や国道はもう整備されなくなるんでしょうかね。

ぶんぶん空飛ぶ車の下には雑草が何メートルにも生い茂った国道が埋もれるんでしょうかね。

通勤さえしなくなった働き盛りは、きっと早くに膝を痛めます。動かないから筋肉は衰えますよね。

そうなると、平均寿命はどんどん下がっていくかな・・

 

なんだか、手塚治虫氏の未来マンガみたいになっちゃいそうですね。

でも、防衛費が上がる上がらないと、討論するのと同じくらい、これからの科学にどう肩入れするか

それを考える時があってもいいのではないかと思いますよ。

昔、地球の人口が増えすぎた時のために火星に人が住めるかどうか調査するんだと、アメリカの

科学者が言ってましたけど、大丈夫、お宅の国も、そして同盟国のわがNipponも、もう人は増えません。

減るのみです。だから火星開発は不要です。その分をあなたが勝手に手をつけた世界紛争の

後始末に使ったらどうですかという政治家は・・いませんよね。いるはずがない。

第一、そんなこと言おうものならまず、政治家になれない。つまらないオチでした。

なんだか悪い夢みているようで、自分の真意がどこにあるのか、見失いそうです。。。

 

 


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