ジャニーズ擁護したらいけませんか。

2023年09月13日

ジャニーズ問題はなかなか沈静化しないようですね。

これだけ長きにわたった犯罪行為ですから、そう簡単に「はい。終了」といかないことは

判りますが、長引くほどに傷つく人が現れて、増加してが繰り返されて、なんとも

やりきれない思いで一杯です。

私は、生まれてこの方「アイドル」というものに興味を持ったことはありません。

ジュリーもショーケンもひろみも秀樹もスターだったことはもちろん知っておりますが、

彼らを疑似恋愛のように考えるなんてことは考えたこともない醒めた少女でした。(もちろん

私にだって少女時代はありますよ)

そんな私でもフォーリーブスの北公次さんが本を出した時は、一瞬見てみようかと思いました。

子供でお金がなかったので、興味のない本にまで手が出なかったのですが、今なら絶対

買っています。

そこでどんなことが語られたのかは知っています。

 

キワモノみたいな扱いで、当時の女性週刊誌お青年誌に概要が書かれてあったからです。

事の真偽については追及されませんでしたが、今思えば心当たりのあった方は少なからず

いたということですね。

その後、豊川誕さんも同じような本を出されていたように記憶しています。

そしてずっと後年、週刊文春がスクープしました。この頃はもう立派な(?)大人でしたから

(しかも、私は週刊文春のヘビーユーザーです)隅々まで読みました。

そして「やっぱりそうだったんだ」となんとなく納得しましたね。

 

でも、判決が下りても、ジャニーズ事務所は燦然と芸能界に君臨し、ジャニー喜多川氏は

アイドルの神様みたいに祀られ、お姉さんのメリー氏は女傑と讃えられていましたよね。

その後もアイドルたちを次々と量産し、しかも成功させたのですから、芸能界というところは

そういうところなんだと、思っていました。

 

やっぱりこれって、芸能界(マスコミも含めて)の犯罪ではないですか。

四時間に亘って、ジュリー景子さんや、東山紀之さん、井ノ原快彦さんを責め続けた

記者側の人たちに、あんな風に責める資格はあるのでしょうか。

「忖度はしないと言ってください」と責める記者のこと、アホかと思いました。

忖度したのはあなた側の方でしょ。意味わかってんのか?と毒づきたくなりました。

 

確かにジャニー氏の行為は鬼畜以下です。

でもその氏を死んでからでなければこうして糾弾できず、亡くなった後は跡を継ごうかと

いう人を袋叩きにすることが、正しい報道の在り方でしょうか。

確かに、あのジャニー氏の行為があって事務所の隆盛があり、その中で育った

ジュリー氏は十分その恩恵を受けているとは言えます。その分を返せというのなら

判ります。

でもね、でも犯罪行為を行ったのは彼女ではないのです。

私は天邪鬼なので、ちょっとあっち側に立ってみると

彼女は「変態の伯父とそれを庇ったブラコンの母の行為を全部背負わされて

世間の非難を一身に浴びている」とは思えませんか。

「知っていて、黙ってた」と責めますけど、伯父の行為を姪が責めるよりも、

その伯父の当時の業界知人や責任者が追及し、止めさせるべきではなかったですか。

 

「噂では知っていました・」に非難が集中していますが、当然じゃないですか。

アノ行為の真っ最中を目撃する第三者はいないし、当人が直接相談でもかけられ

なかったら証言なんてできるはずがない。

「噂では・・」という言葉以上になんと言えるでしょう。

 

所属タレントさんたちは、スポンサーやテレビ局から同罪のように扱われ、

次々と降板しています。でも、彼らになんの罪がありますか。

見て見ぬふりの罪なら、テレビ業界の偉い人のほうがずっと罪深いですよね。

 

もういっそのこと、ジャニーズ事務所を解散して、所属タレントたちの身の振り方を

まず決めて、整理して、喜多川氏の全財産を被害者に均等配分して終結すると

いうのはどうでしょう。

もう「ジャニーズ」も「ジャニーズタレント」もいない芸能界を作るということです。

こうして、ジャニー喜多川の亡霊からジュリー景子さんを救ってあげたいと言ったら

また非難轟々でしょうね。

今の日本は、同調圧力でしかものが言えない社会ですものね。

刑事罰でも「被疑者死亡により不起訴」はよくあることですものね。

誠意ある謝罪の他にできることは、ひとつしかないのですよ。そしてそれが終わったら

みんなでやり直すことです。

忘れられないことでも、二度と同じことをしないと、其々が心に刻んでおくことことです。

取り返しのつかないことを正義面して論うことだけはしたくないと思うこの頃です。。。

 

 


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