ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン

2023年10月07日

世の中はなかなか収まるようで収まらず、それどころか日々油を注いでいる状態に陥って

いるのがジャニーズ事務所問題ですよね。

世の中から「ジャニーズ」の文言を消しますと会見で述べた東山社長のお気持ちとは裏腹に

この分では「ジャニーズ」の名前は永久に刻まれますぞ。

稀代の変態親父の名前と共に。後始末の悉くに失敗した企業として、リスク管理のまずさの

教科書になるほどの有様ではありませんか。

表から消えても、この陰湿で程度の低い「ネット社会」の中では生き続けますよ。

もっとも、日本と言う国は水に落ちた犬を棒で叩く国民性ですから、こうなることを

予見していた人も少なからずいるでしょうね。

 

だけど、こんな捻くれババでも、こんなことには同調したくない。

子供に、弱い者いじめはするな。人に同調する前に自分で考えろ。物事は表だけ

見るな。裏に真実があると教え育ててきた身には、こんな社会は聞くに堪えない。

 

NGリストとやらが出回って、更に大火になったかのような会見。

でも、どんな会見でも会合でも、進行表などはあるもので、二時間と限られた中で

徒手空拳で進行するなんてことは、有り得ないでしょう。質問事項にしても、一人が

時間を独占して喋まくりなんてことが往々にあることはみんな知ってるじゃないですか。

特に、あの映画にまでなった女性記者さんのあの突っ込みの不愉快さ。

私は彼女のあの姿を見るだけで、相手に同情覚えるようになりました。

取材対象が、仮に犯罪者であったとしても、あんな態度の取材方法は、許されるのかと

古い人間は思います。

世の中は、新しい人間ばかりでできている訳ではない。

正しい人間ばかりのわけでもない。雑多な人が、数多の思いや思想や言い分を

胸いっぱいに押し込んで、発散させようかと言う場に、冷静に切り分けて行くのが

司会進行というものでしょう。

そのためのリストはいわば「必要悪」であるとさえ私は思います。

 

あれの一番まずかった点は、あのリストを抱えて、会見場を右往左往する女性社員の姿を

撮られたことです。

これは見られたら「そうですか」で収まる話ではない。それぐらいは判らない?

と、私が彼女の上司なら優しく責めますね。

彼女の会社はあの会をなるだけ恙なく、穏便に時間内に収めることが仕事です。

その会社の人間が、公になれば発火することが判っている爆弾かかえて

他人様の前をウロウロするなんて、ここの会社も危機管理力ゼロではありません?

どなたのご紹介か知りませんけれど、お支払いしたコンサル料をご返金いただて

よいくらいのチョンボではないかと思いますよ。

 

今どきのみなさんはどう理解しているか知りませんが「忖度」とは相手に判らない

ようにするものなのです。

相手に忖度が知られたら、それは失敗。あとで、あーそーだったのかと理解して

貰えて「忖度」は初めて生きるのです。

・・ま、この使い方を最初に間違って世間に流布したのは、かの故安倍総理でしたがね。

彼の功罪は深く重いですよ。

 

繰り返して言っておきますが、私はジャニーズファンでもなんでもありません。

むしろ、この年のこの今の今まで、誰かのおっかけやファンであったことすら

ありません。家人曰く「自分大好き人間やからね」だからだそうです。

ですから、いまこうして述べることが、ジャニーズ会見を、擁護して見えるのなら

それは世間の殆どの目が、批難に向いているからです。

私は、この物事の根本は「ジャニー喜多川」の犯罪行為であり、亡くなった人間の

犯罪行為を、生きている人間に償わせようとしている日本の国の世間という世界。

それも、イギリスのBBC放送なんて他国から指摘されてからでないと動けない正義

こんな人間に、誰かを糾弾する資格が本当にあるのかという疑問です。

外圧からの指摘でないと動けない正義や倫理はしょせん他人からの戴きものです。

我が身を顧みればそれが言えるか!

あっ・いたた・・

帰ってきましたブーメランの如く、わが胸に突き刺さりました。いたた・・

瀕死のおババの胸も痛いです。。。

 

 

 


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