子供の幸せ

2023年10月10日

お天気の悪い三連休が明けて、やっと仕事に戻ったか・・という気がします。

この三日間は我が身には怒涛の日々と言えますが、その中身はさておいて・・

あくまで個人的なことなので・・(笑)

埼玉県では子供の虐待防止条例が新しく可決されたとかで、ネット社会をはじめ

世の中はざわついております。

なんでも、登下校は大人がついて。小学校三年生以下のお留守番はアウト。たとえ

兄弟がいてもダメなのだそうですね。

もちろん子供の外出も夜はもちろん昼間もダメって・・

虐待や通園バスでの置き去りなどを鑑みてと言ってますがホントかな。

 

確かに防止に役立つかもしれませんが、一つの条例を作ったら、それの

功罪はどうあるのかを、よーく考えました?? と、聞いてみたいくなりました。

 

通学については、うちの娘の次男が今、一人登下校しています。

一年生ですから、私は心配です。私の子供らが小学一年の時は、大阪に住んで

いましたので、そこは集団登校だったのです。生徒数も多く、下校も一人

なんてことはありませんでした。

だから切実に感じないのよと言われれば、そうかもしれませんが、外国映画なんか

見ていたら、子供の登下校は必ず、親が送迎しているかスクールバスですよね。

離婚していても、仕事中でも、ごく当たり前に「じゃ迎えに行ってくるから」なんて

セリフのこしてやってること中断してその場を去りますね。

常々あれを見て、かっこいいなぁとは思っていました。

初めてグアムに行ったとき、スクールバスが前に止まっていました。

止まっているスクールバスを追い越すのは違反です。罰金ものですと教えられ

ました。彼の国が本当に子供を大切にしていることがよく判りました。

こういうことが、子供を守るということで、なんでも禁止することではないな

とは思います。

お友達と公園で遊んだり、兄弟でおつかいに行ったり、一人でドキドキしながら

本を読みながら家族の帰りを待つ体験したり、そういうものを県下の全ての子供から

とりあげていいのか、それとも一つの命もなくさない努力をそれに優先させるかと

いうことでしょう。

もちろん命と声がかかりそうですが、禁止するとそれをすり抜ける何かが発生することは

よくあるのですよ。

「想定外」というやつですよね。比較しては申し訳ないのですが、「詐欺」という行為は

年々複雑に粗暴になってきています。それはその度毎の締め付けに対処するためでも

ある訳ですよね。

 

何事にもパーフェクトはないのです。完全の中の不完全をどれだけ小さくできるか

それにかかっているのではありませんか。

こうして、周りをぐるぐる縛り付けて、子供も親も身動きできないようにしてた

子育てで育まれる子はどんな大人になるんでしょうか。

 

昔はよかったなんてことは言いませんし、思いもしませんが、自由と束縛は

お互いの均衡を保ちながら共存しなくては、存在しえないものではありませんか。

自分の子供時代よりも、今の子たちの方がよほど環境には恵まれていますが

それはほんの一部です。

あの頃よりももっと悲惨なのは、虐待を受けている子たちですが、昔もいました。

そんな子。飲んだくれた父親に一升瓶で殴られた子も知っています。

でも、それでもその子がまっすぐに成長して、紆余曲折があっても幸せな今を

生きていることも知っています。

そう、ヒトの人生は過ぎてみないと判らないというのが本音です。もち自分のも

含めてね。

 

いろいろ懐古的だったり、毒舌塗れだったりするおババですが、子育ても終わった今は

今を生きるお子達の幸せを願うばかりです。

・・・あら、こんなこと言っちゃったわ。柄にもない・・

私もう死ぬのかしら??

・・・そんな優しい従順な女ではないかと思いますが・・(←誰の声??)

 

 

 

 

 


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