毒親はどっちだ!
今月の半ば過ぎに私は娘と二人だけの旅に出ます。
いや、何も思い詰めての訳ではないですよ。人生に悲観したからでもありません。
今まで長い時間親子関係を続けていましたが、今も続けていますが、彼女と二人だけの
泊り旅というのは初めてです。
ずいぶん前に、友人が長女の嫁入り前に、次女と三人で沖縄行ったのよ。たのしかった~
というのを聞いて、私もやってみたいなと思ったのですが、後の祭り。
その時娘はすでに結婚しており、その後子も産まれ、みんなで旅に出ることは何回か
ありましたが、二人きりというのはなく、今まですごしてきました。
それがひょんなことから、あれよあれよという間に話が進んで、話はまとまりました。
毒親と呼ばれていますが、もうそんなことはどうでもいいです。
言わば言え・・という心境ですね。子供相手にマジで喧嘩してどうする。(成人したとて
子供は子供ですよ。私は親ですもの)
それが毒親たる所以とは言われますが、だから何? という境地にはなってますね。
で、さて娘の家庭で、私と一泊することになったのを娘の長男が知りました。
隠してたんかい・・とは思いますが、そこは黙っておりました。
すると、長男が
「そうなんや。ママがあーちゃん(私のことです)と行くんやったら、オレその日
いーちゃん(家人のことです)とこ泊まろうかな。」とほくそ笑んだのだそうです。
娘は慌てて「いやいや。それは困るわよ。あなたがいないとRO(娘の次男です)は
どうなるのよ。パパと二人っきりよ。」
長男しばしうーむと考えて
「そうだよね。埋められてたりしたら困るよね。」
!!!!!!!!!!!!・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんたる会話。家人はこれ聞いて、してやったりと大笑いしていました(長男が
自分のとこに来ると言ったのが嬉しくて)が、私はとても笑えません。
埋められるって、あなたん家は東野圭吾さんの小説みたいな家庭かいっ!!と
思わず突っ込みそうになりました。
まてよ、宮部みゆきさんのにもあったような・・いや、そんなことはどちらでも
いいんですけど・・
娘よ。私の事を毒親と思っているらしいけれど、毒親はもっとあなたの身近に
いませんかっ。そう言いたいのを、「やっと長年の夢が叶うのやから、行くまでは
大人しく毒舌もほどほどにしとくんやで」と賢しらに囁く家人の声がリフレイン
してきます。
あと10日。私は耐えられるでしょうか。。。