世界はきな臭い

2023年10月16日

本当に第三次世界大戦が視野に入って来そうで怖いです。

ウクライナ侵攻がまだまだなんの光明も見いだせない今、イスラエルのこの惨状は

次々と起こるテロや紛争の火種になって、またもや大戦がと思わざるを得ないでしょう。

昨日、鈴木宗男氏がテレビで吠えていましたけれど「政治家は戦争を終わらせる工作

しなくちゃならんのです」

私は同氏は好きではない、はっきり言えばああいうタイプの政治家は嫌いですが、壮大な

自己礼讃の中に、ひとつ二つは真実があるもんだなとは見ています。

戦争には反対するけれど、ロシアの横暴には抗議するけれど、始まった戦争は

すみやかに終わらせねばなりません。双方にお金や武器やを、援助する大国が亡くならない限り

争いは続きます。

 

ロシアでもウクライナでもない。もちろんアメリカでもない第三国が、少しでも早く和平交渉の

算段をしてくれないものかと思っています。(もちろんどこかがすでにしていたら、私の不見識

とお笑いください。)

ここを納めないと、イスラエルはもっと大変なことになりそうです。というより、アメリカは

イスラエルに手一杯でもうウクライナのことを、これまでのように援助できないのでは

ないかと思います。

どちらが大事かって話になれば、言わずもがな自国の経済界を牛耳っているユダヤの民を

蔑ろにはできないでしょう。

 

この水面下の和平交渉、日本に出来るなんてことは到底思えませんが、戦争が終われば

子供でも判る真理があるのです。

「戦争は勝った方も負けた方も悪い、戦争に正義はない」

これは戦後何十年を生きてきた、我々日本人の教育の成果ではありませんか。

戦後何十年たっても、戦後を忘れない民になるため、日本人はさまざまな形の

記録を残し、物語を作り、アーカイブに収め、後世に残そうとしました。

この教育の意義を是とするならば、これを指針にこれからのきな臭い世の中を

渡っていくしかないのでは?

 

銃器を振り回して、女や子供を平然と撃ったり殴ったり、足蹴にしたりするシーンは

もう見たくありません。

毎夜、毎夜そう思いながらも23:00からのニュースを見ないでは落ち着かないのです。

生まれてすぐに飲み水もなく、飢えて死ぬミャンマーの赤ちゃん。銃撃され地雷で

四肢を飛ばされる戦火の子供たち。そんな子供たちを、世界の果ての安全地帯の

さらなる凪の国でニュースで見ている私達。

罪深いことです。年を重ねるごとに、この罪悪感がひたひたと押し寄せて、いつか

圧し潰される気がします。

その前に、安らかな死が与えられますように・・・

(私は神さまを何も信じない罪深い人間ではありますが、たまにこんな気持ちに

なることもあります。。。)

 


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