大谷選手のご結婚
腰痛は一朝一夕には治りませんが、ずいぶん楽になったのはさすが「日にちぐすり」です。
あ、これもGoogleでお調べくださいね。「ひにちぐすり」
なんてこと行ってると、テレビは大谷翔平さんの結婚ニュースで一杯です。
お相手のお名前もなにも判らないというのに、この盛り上がり。
娘の長男が、我が家でゲームをしていた時、「あっ。あーちゃん(彼は私のことこう呼びます)
大谷が結婚したよ。」と小さく叫ぶのです。
あんまり喜怒哀楽を大きく表現するタイプではありませんが、switchのサッカーゲーム
しながら片手でスマホを離さないのは、さすが今時の子です。
「え? 誰オオタニって?」すぐにピンとこなかった私。
「えー。大谷よ。大谷。すごいビッグニュースやん。」
「あぁ、あの野球の子ね。そりゃするでしょうよ。」
私の反応の薄さが、彼には解せないようです。
「私には、大谷クンの結婚より、あなたが結婚するって方が大ニュースよ。」と言うと
彼は理解不能という顔をしてゲームに戻りました。
ま、まだこんな気持ちは判るまい。それに彼の母親(私の娘です)なら、きっと彼が納得
するようなキャーとか、うわぁとかの反応するのでしょうが、生憎私にはそういう
興味が全くありません。
もちろん、大谷翔平さんは知っていますよ。これだけ毎日マスコミに取り上げられ、
飼い犬まで大スター扱いされていますし、大谷選手の立ち居振る舞いの清々しさは称賛します。
でも、ただそれだけね。
私は大谷選手のプライベートにはなんの興味もないし、失礼ながら野球の功績についても、
「へーそうなんだ」くらいの認識しか持ち合わせていません。
ですから、道行く人の、コメントには共感しませんけれど、あの何事にも興味の薄い、
娘の長男にしてもこの反応ということは、なかなかたいしたスターなのだなとは思います。
そして、この意地悪なおババは、お相手の名前言わないけど、もしこれがあのスケート王子の
別れた奥様だったら、それこそ大ニュースだろうねと思ったりするのです。
そしてその大谷クンの男気に、大絶賛のブログを書くでしょう。
そうしたところでなんの役にも、評判にもなりませんけどね。
伝え聞くところによると(週刊文春からですが)別れた奥様はバイオリニストとしての再出発を
なさったそうで、何よりです。こんな片田舎のおババですが、密かに応援しています。
ともあれ、訃報よりは、離婚記事よりは、どれほどおめでたいことでしょう。
ただ、どうしても気になるのは、大谷クンの恩師や先輩と言われる多くの人たちは
「彼が帰って、栄養の行き届いた旨い飯をつくってくれる妻」というのを期待していると
いうようなコメントを残しているのです。
野球選手の妻はお料理できないと失格?
手作り料理ができないと、妻ではないのとお聞きしたい。
大谷クンぐらいの収入と自分の体づくりにすべてを賭ける人ならば、別に奥様の手作りで
なくてもいいのでは??
手作りには愛情がいっぱいで、そうでないと愛はないの??
奥様が監修して、最高のメニューに最高の技術を駆使した今夜のひと膳を毎夜
プロデュースして作らせるのは手抜きなんですかね。
彼らの発想やコメントが「昭和の不適切」と誰も言わないことが不思議です。
おめでとう、大谷翔平さん。どうぞお幸せに。
誰にも邪魔されない結婚生活を楽しめるようにと心から願っています。。。