冬の思い出

2025年02月06日

日々ますます寒くなる一方で、本当に冬眠したくなりましたが、そういう風に体ができていないのが

残念です。

しかも、寄る年波か、長い時間寝ておれません。いや、時間はたっぷり寝ているのですが、

継続的に寝れないのです。

はい・・お心当たりの方もあろうかと思いますが、夜中のトイレです。

明け方になって、それに気づいた時はもう忍耐力と我慢とのせめぎあいです。

ここで起きたら、あの寒い風を受けて、一瞬の覚醒があるとおもうと、このまどろみの心地よさを

手放すのはなんとも惜しい。

かと言って、もう限界のこの忍耐をこれ以上続けるには、違う覚醒があると思ったら

観念してベッドから離れる時の悔しさ。

(くだらん葛藤してないで、早くいきなさいよ)と、思われる方もあるでしょうね。

 

私は毎夜、眠る時間はほぼ決まっています。毎晩寝る前に血圧計ってその時に睡眠時間も

メモしておりますから、間違いないです。

家人は夕飯時に晩酌しますから、食後の洗い物が終わると(これ、家人がします)もう

半分意識不明ですが、それでもしつこくテレビ視るふりをして寝入っています。

日々、よく喋くりまわる私たちですが、この時間帯は会話しないようにしています。

 

なぜ?

それはこの時間帯の会話を家人は何一つ覚えていないからです。

眠気と酒気で朦朧とした頭脳に何を言っても溜まりもしなければ、受け入れもしません。

翌日になるときれいに忘れています。

そんなことが何回か続いて、もうこの時間の会話は諦めました。

どうしても、なにか伝えたい時にはメモに書いて、テーブルに残しておきます。

すると朝は私よりはるかに早起きの家人は先にそれを見ますので、私が起きてくるまでには

その解答や処し方を考えたり実行したりできるのです。

 

ヒトは困ったら、なんらかの解決方法を見つけるものですね。

これがいいとは思いませんが・・(笑)

 

こんなつまらない話しか浮かんでこないのは、寒さのせいです。

寒いと体だけでなく、頭も神経も何もかもが停滞しているようです。

こんな私の目の前でテレビは連日、大雪被害を映しています。

豪雪地帯のみなさま、こんな軟弱な私をどうぞ笑ってくださいませ。

何十年か前まで、毎年スキーに行っていたと言っても、もう誰も信じてくれません。

もちろん好きで行っていたわけではありません。

亡夫が好きで子供たちを連れて行くのに、私を参加させない訳がなく、拝み倒され

安物のプレゼントで誤魔化され、いやいや付き合った何年かは地獄でした。

スキー場につくまで「どうぞ吹雪でありますように・・」と祈り続けた日々。

・・・吹雪だとリフトが動きませんし、滑らないでそのまま帰ります。何回かそういう

日もありました。

 

・・・「へぇ、そのころは自分を殺して家族に付き合ってたんだ。そんなころがあったなんて

オドロキ。」ブログを覗き込む家人のいやな声。

ありましたよ。私にも若き頃。あの頃はそういうものだと思っていました。

今・・今なら当然お断りします。

「あなたたちで行って。」で終わりです。

あの頃の私にそう言ってやりたかった。

 

こんな私は劣化したのか、自立したのか・・と外の雪が問いかけているようです。。。

 

 

 

 


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