耳に痛いことも。
私の仕事に時間はあって無きがごとしのようなものです。
相談電話にしても、現場からの電話にしても、9:00~18:00までなんて決まっていることはなく、
真夜中の電話に起こされたり、電話待ちだったりするのは日常茶飯事です。
不思議にもので、こんな生活も長く続くと、自然に体が慣れてきて、深夜の電話に起こされても
それが終わるとパタッと眠れます。相談電話に関しては・・
困るのが、現場からの電話待ち。
たいていの不倫は昼日中はあまりしないですね。
夜更けから始まって、深夜・・下手したら明け方まで続きます。
常時、連絡を求めているわけではありませんが、経過は知りたいです。
それによってどうするか、続けるか、辞めるかも決めねばなりません。
なのに、なのに、現場からの電話がこない。ぎりぎりと歯ぎしりの音が聞こえるくらい
待って、待って・・・それでもこない。
原則、現場には電話をかけません。現在状況が判らないので、邪魔になったら何をしているか
判りません。
この時、「ほうれんそう」が刷り込まれている私たち世代と、若い世代のギャップが顕著になるのです。
そして、彼らが私への「ほうれんそう」を怠った時は、必ずなにかアクシデントがあるのです。
人と人が動く処を仕事にしているのですから、思った通りに動くなんてことは、滅多にありません。
その中での現場の彼らの悪戦苦闘も、十分に理解できます。
それでも、ここで私が待っていることも少しは考慮してほしいと最近はつくづく願います。
現場の若い彼らはこの仕事が好きで、真夜中だったり、過酷な冬や夏の自然に立ち向かっていっているのは
よくわかります。
でもあなた達だけで仕事しているわけではないのよ。
自分の仕事は、誰かに繋がって、そして膨らんで認められて感謝されるの。自分の中だけで完結しないでと
言葉にしてしまうから、煙たがられるのは判っていても、言わずにはいられないのです。
魔女相談員のジレンマはこうして、今日も少しづづ募っていくのです。
誰にも言わない、深い深い胸の奥底で。。。