ルーツを訪ねて

2019年12月03日

私の母は20年前に他界しております。父も逝って10年がこようとしています。

そんな私の両親の戸籍を、今帰省中の息子と二人で昨晩、紐解いてみました。

「ばあちゃんっ子」だった息子の祖母からの聞き覚えと、私の記憶とを擦り合わせて、ああだこうだと

午前2時まで・・

私の父方の祖母は、かなり奔放な女性で正式な結婚は二回。未入籍が一回。非嫡出子が二人。嫡出子が四人と

いうかなりの発展家です。もっとはっきり言えば、ふしだらな女です。

しかも離婚後は四人の子供を自分の実母と養子縁組しています。そこにはすでに祖母の姉の子も養子縁組して・・と

まるで難解パズルのような、家族関係が目の前に広がっています。

 

私も息子もこんなかんじであることは、知っておりました。それでも、それを系統立てて考えるまでには

及ばないと思っていたのですが、なんとなくの成り行きから、これを紐解いていくと、これがまたまた複雑怪奇で

家柄こそ遠く及びませんが、まるで横溝正史さんの小説の世界です。

 

事実と想像を交えて、我が息子とこんなに楽しめるなんて、ご先祖さまありがとう~と

見当違いのお礼を言ってしまいそうです。

翌朝は寝不足ながらすっきりした頭で、昨日のことを整理します。

この複雑怪奇な家系を整理してくれたのは息子です。

 

いつの間にか、こうして私に論理的説明を施してくれるようになったのです。

感慨無量のものもありますが、反面で、まだまだ負けてなるものかとの

思いも頭をもたげてきます。

こんなことを続けながら、終活もいいけれど、自分のルーツくらいは、しっかり検証しておかないと、

いつか誰かが、苦労するとしみじみ思ったものでした。。。

 

 

 

 

 


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