忘年会考

2019年12月21日

年の瀬も押し迫ると、街にはジングルベルと忘年会帰りの酔客が・・なんて書くといったいいつの

話?と平成生まれに思いっきり笑われそうですが、確かに街にジングルベルは鳴っていませんし、忘年会も

もう「死語」なりつつあるとか。

若い世代が、仕事が終わってまで、そういう場所に同席したくないと言われて久しいですが

いまはそれが当たり前になっているのですね。

 

私は見かけとは全く異なって筋金入りの「下戸」です。

大好きなフレンチでも、あまりにリキュールの聞きすぎたソースやデザートはご遠慮して

いるくらいです。甘酒もだめです。

 

そんな私ですから、酒席は好きではありませんでした。

お酒を飲んだ上司に対面で説教でもされようものなら「そういう話は素面の時にしてください。

今お聞きしても無駄です」と平気で言うような、当時の若者でした。

上司はそれを怒るでもなく「そんなこと言うからお前はだめなんやぁ。もうちっと肩の力

抜けや。首ぐるっと回したら、違う景色が見えるんやぞ。」と笑っていましたが、その本当の

意味が分かったのはそれから10年ほどかかりました。

 

今でもお酒は飲みませんし、酔っ払いはゴキブリほど嫌いですが、酒席はそう嫌いではなくなりました。

むしろ、酔ったふりして絡んだり、愚痴を言ったりするする術を身に付けました。これって、案外

便利です(笑)

 

街頭インタビューで若い人か゜「仕事終わってまで、気を使いたくないですよ」と言っていましたが

反対では上司が「今では自分たちの方が若手に気をつかってますよ。」と言ったりしていますが

これも本音でしょう。

でも、気を遣うっていっても、毎晩のことじゃなく、そんな酒席で今時ま子が、昔のように

上司に気を使って、水割りつくったり、お酌したりするはずもないと思いますけどね。

そんな飲み会なら、年に一回や二回、付き合ってもなに何度の事があろうかと思いますが、

最近の若いのは度量が狭いですね。

そこで上手に上司を転がしいれば、仕事する時にも、なにか役立つかもしれないじゃないですか。

今時の世相は、若い子に世渡りの上手を教えないようにできているのかな?とさえ思います。

世渡りというと、軽々に聞こえるかもしれませんが、この上手下手は、人生を左右します。

生まれながらにそういうことを気にしなくて生涯を終える人はまずいません。。

人は、どこかで人と交わらなくては生きてはいけないからです。

 

それなら、お酒を飲む人と付き合うにはどうすればいいかを教えてくれる体験学習と

割り切った楽しめるかもしれませんよ。

普段は飲み喰いできない美味しいものにありつけるかもしれない余禄つきだと思えば

案外楽しめるかも・・・ですよ。なんていうとそれが「昭和の発想」と糾弾されるのだ

そうですね。

するならしてみろ!

これから君の30年、50年先に結果はでるよ。

そのとき、私はもういないけどね(笑)。。。

 

 

 

 

 

 


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