今年も私らしく

2020年01月03日

正月も三日目になると、すこし飽きてくるというか、退屈というか・・

旅先なら一週間でも10日でも、退屈はしないのでしょうが、自宅でいる限り

やっぱり私は仕事から離れられないのでしょうね。

古い友人は今年、次女と一緒にオーロラを見にいくそうですが、そういえば

確か彼女は新婚旅行も北海道の雪まつりを見に行ったと言っていました。

私なら、旅費全額娘持ち・・であったとしても、お・こ・と・わ・りです(笑)

そんな寒い国に行くくらいなら、仕事しています。

ここで飛び回っているほうが、よほど性に合っています。

 

そんな減らず口をききながら、今は「黙示録-奥山和由の天国と地獄」を読んでいます。

私は生まれ育ったところが、地方都市の繁華街でまわりに映画館がたくさんありました。

まだ未就学の子供なんてただで出入りしていても、誰も咎めもしなければ、心配もしない時代

でした。

そんな環境でしたから、邦画、洋画は問わず(もちろん字幕文字など読めません)映画館が保育所

代わりみたいなもんでした。

今ではありませんが、昔のスクリーンの前には広い台座みたいのがあって、私らみたいな小さな子はそこの

端っこに座ってみていました。

なにしろ客席はもちろん満席、通路に立ってみたり、マナーの悪いのは通路側ひじ掛けにお尻を置いて

みていたような時代です。

・・・誤解のないように言いますが、決して無声映画時代ではありませんよ。念のため。

 

そんな私が、ど田舎の生まれ育ちの反動か、無類の洋画すきの男と出会い結婚したものですから、我が家に

「映画の斜陽時期」はありません。

奥山プロデュサーの映画も、もちろん見倒しています。カドカワの次にきた、大作プロデューサとの

認識でしたが、この本が実に面白い。

映画評論家の春日太一氏がインタビューしたものをまとめているのですが、その紹介のどの映画も

見ていますから、それは入る。入る(笑)

 

そう思って振り返ると、いつの間にかお正月映画というのはなくなり、恒例だったジャッキーチェンも

いつしかなくなり、インディジョーンズも、スターウォーズなんてもうなにがなんやら判らなくなっている有様。

お正月に映画って、もう誰もおも思わなくなっているんでしょうね。

 

そして私みたいに映画好きを自認している人間も、いつしかこんな書評で過去映画を振り返って

面白い!なんて言っているのでしょうね。・・なんだかつまらない

 

そうだっ。まだたててない今年の目標。

今年は映画を100本見る。そう思ったのですが、WOWOW映画も入れると優に100本は見ているのです。

それでは目標になりませんので、100本映画館でと思いましたが、これは物理的に無理。

私の仕事でこんなことできるはずがないのです。

なんやかんやと、考えているうちに、映画なんて究極の娯楽になに足枷付けてるのよと思ったらバカらしく

なっちゃいました。(笑)

やっぱり、私は私らしく今年を生きるだけと改めて思った三日でした。。。

 

 

 


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