コロナ肺炎

2020年01月28日

今、全世界の注目は中国のコロナ肺炎に集中しています。

かくいうこの私も、実は三月に上海に行く予定にしておりました。

古い友人たちと一緒です。はい。四人のばば魔女グループです。

しかしながら、それぞれに家族もおりまして、その家族たちから「こんな時期なんだから

中止にしたら?」との声があがりはじめました。

ちなみに私の家族は、娘、「どうせ反対したって行くと決めたら行くんでしょ。」息子は

「なるときはなるし、ならないときはならんよ。」家人に至っては「当たって砕けろ。」って

なんなのこれ?

私ぐらいです。家族の誰も反対する者がいなかったのは・・・

 

と、まあなんやかんやあって、結局今回は取りやめということになりました。

ま、しっかりいつかはリベンジしますけどね。なにしろ私は別名「リベンジばばあ」と

呼ばれてはいませんが、そういう性格です。

 

それにしても、映画か小説のような展開で、隠す中国。暴く西欧のマスコミ。

右往左往の各国大使館。連日これがニュースになって流れてきます。

でも、私がいま読んでいる小説「東京クライシス」によると、情報を流したことで

国民が手の付けられないパニックになるというのは、過去の神話なのだそうですね。

もちろんパニックがないとは言いませんが、こんなに情報に溢れた時代に、早めの

開示をしないことの方が、混乱する源なのだと作者は訴えています。

 

そうなのかもしれないという気持ちにはなりますね。

今は隠蔽→発覚→非難→つるし上げ→陳謝→ますます非難増長

こんな時代ですものね。

隠し立てしてよかったことなんて何ひとつありません。

 

ただ、失礼ながら中国はあまりに広い。人々の意識の差があまりに大きい。

そのことが隠蔽を容易にしているような気がします。

発生源の食肉市場の周りはパンデミック映画さながらの厳戒態勢です。

これが、映画ならどんなに面白かろうと思いますが、現実である恐ろしさは

テレビを通してしまうと希薄になります。

 

もちろんいつかは収束するでしょうが、あとに残った死屍累々がどんなものであるか

それが不安です。そしてその残骸を後に残すべくはずが、中国政府の手によって、またまた

隠されてしまいはしないかと、それも心配です。

 

私が上海カニを食べにいける日はいつになるのでしょう。

そんな不謹慎なフレーズで今日のブログを終えてもいいのでしょうか。。。

 


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