国難

2020年03月01日

今日本は凄い事になっています。

厳密には日本だけでなく、世界中が・・なのですが、それでも

私が生まれて以来の「国難」ではないかと思います。

安倍総理が「全国一斉休校」を声明してから、日本は坩堝に嵌りました。

人が多く集まる集会や催事は極力中止の要請で、もちろんそれに従う人々。

反発する人々。様子見する人々と、今は三者三様です。

 

これを英断と評価する人もいれば、暴挙と非難する人もありで、

正直なにが良いのか悪いのか、わからないまま時は流れています。

 

でも、思い返せば、あのクルーズ船の処置の時から、日本政府の対応はどうだったかと

問い返すと、この坩堝はある意味必然であったような気がします。

 

安倍総理は「私が責任をもって」とか「私が責任を取ります」とかをマスコミで

力強く披露していますが、これまでの一連の首相疑惑についても同じように

「責任は私にある」と、大見得切って、実際はどう取ったのか、見た人はありますか?

 

私は、あの総理の発表前に、北海道知事が全校一斉休校を宣言して、ネットをはじめ

世の中に思った以上の賛辞を浴びているのを見て、踏み切ったのではないかと思っています。

これが総理の意思なのか、補佐官と呼ばれる取り巻きの進言なのかは判りませんが

少なくとも、北海道知事への対抗意識が皆無とはとても思えません。

 

そしてその後、補佐官の一人が、総理の声明を出したその日に、地元で宴会を

開いています。これは小泉さんが、開いた宴会よりもタイミングとしては

もっと悪いですし酷いです。

事態は刻々と動いています。昨日許されたことが今日は許されない。そんな状況が

政府高官に判らないとは、私も日本国民である以上、思いたくはありません。

 

しかしながら、今の総理とその取り巻きにはこうした「いい恰好したがり」が

多いのは悲しいかな事実であると私は思っています。

他の誰よりもマスコミにでる機会の多い総理です。ほかの国会議員さんよりも

その言葉や行動は、私の人を見る基準の量を増やしてくれます。

 

今、全国一斉休校にするより、もっと前に検査キットの充実や、検査体制の確立。

罹患者の分析などやることはあるでしょうに。

それはもう十分に対処している・・・とは言いませんよね。あのクルーズ船対応見ていたら

誰しも十分とは言えないと思うでしょうね。

 

もうパフォーマンス政治はたくさんです。

野党は自民党にあれだけ不祥事が続出しても、政権を倒せません。

無理もありません。集合と離散を繰り返すだけの、出来の悪い細胞分裂みたいです。

力がつくわけがありません。

ならばと、自民党に目を向けても、あの気障で恰好つけの集団に誰も太刀打ちできない。

 

今回の災禍は、こうなれば、外からの力を借りるしかないとの神様の思し召しかとも

思いました。

であるならば、私たちは自分の身は自らで守らなければなりません。

そしてこれは「災禍」です。

何があっても、だれも恨まない。自分を嘆かない。

淡々と粛々と事実を受け入れ、自らの責任を果たせる人になりたいと心から

思っています。。。

 

 

 


フリーダイヤル 0120-039-242