古き友

2020年03月07日

先日、現在は盟友でありかつての職場の同僚がわが事務所にふらりと立ち寄って

くれました。

私がこの業界に足を踏み入れた時、彼はまだ若く恰好よく(いや、現在も恰好いいですけど

若い時はほら・・ね)血気盛りの頃でした。

今はお互い、円熟して、いや私などは熟しすぎているとの声もありますが、

まあ、それぞれに年月を経て、今は仕事上での盟友となりました。

向こうはどう思っているかは判りませんけど(笑)

 

昔のことや、今の業界のことなど話は過去に飛んだり、未来に及んだり

まるで「テセウスの船」状態。

それでも、こういう時間は楽しいものです。

この間は、あの憎っきコロナ肺炎もどこ吹く風。

 

やはり人間にはこういう時間が必要ですね。

私は、どちらかと言えば「今を生きる」ことを選択する人間ですが、

邂逅すべき過去を持っていないとは思っていません。ただ、それを

誰といつ開くかと言うことです。

語るべき過去を持っていることは、楽しいですよ。

思い出の話の長さと多さが、その人の人生の幸福度だと私は思っていますから

共に語れる人がいることは幸せです。

 

しかし、私の周りの人たちは皆が皆、口をそろえて言うのです。

「あんたは長生きするよ。絶対オレの方が先に死ぬ」と。

私よりも10才もも20才も年下がそう言うのです。

・・・・私ってやっぱりバケモノ?

吸血魔女おばばというのは、まんざら、作られたキャラクターというわけでも

なさそうです。

長い月日を飛び交う箒に跨る魔女おばばなんて素敵じゃありません?

・・・なんて記していると、これを覗き込んだ家人が

「それを素敵と思う君は、世俗の人ではないね。」とつぶやいてどこへやら

行ってしまいました。

・・・・それは変人ということ?・・・・今、私の中で毀誉褒貶がぐるぐると

渦巻いています。。。


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