雑事もありです。
こんなご時世で、サービス業の多くが、大打撃を受けているのは辛いですが
相談の電話は案外かかってきます。
自宅待機とかで、いろいろ自分のことを考える時間が増えたせいなのでしょう。
この商売は、人間と人間が相手で白黒をぴっちりと分け切らないところが
本質でもあるかと私は思っていますので、人が人としている以上、男と女がいる以上、
無くなったり、不用になってしまうということは、有り得ないかなと思ったりします。
ただこの世相が落とす影は濃く深いですから、その余波がどういう形で襲ってくるかは
ちと怖いです。津波のようにくるのか、さざ波のようにくるのか・・それは来てみなければ
判らないことが怖いですね。
でも、私はひたすらこの仕事を続けていくだけです。こんな不遜な冷血おばばでも
必要とされるならいつでも、どこでも、誰とでも(久々に言いましたね。このフレーズ。(笑))です。
こんな時です。じっくりとお話聞きますよ。どうぞお電話ください。
もちろん、現場も変わらず動いていますから。ご心配なく。
そういえば日曜日にテレビで池上彰氏が「こんな時ほど自宅で本を読んで
くだい」と語りかけていましたが、私もその通りだと思います。
一日のうちの何時間か、テレビからもネットからも遮断された空間で
本に没頭してみてください。それで何かが見えたら、こりコロナ禍は無駄では
なかったということになるかも・・ですよ。
あの日は、東京大空襲の特集をしていました。「東京大空襲」の作者、早乙女勝元氏が
久々にマスコミに出られて、お元気なことにちょっと感動いたしました。
私は彼の作品を読んだときには、そのリアリティと事実の大きさに圧倒されしばらくは
他の本が手につかなかったです。
反戦を語るならば、一度は読んでおくべきと思います。
そんなことを考えながらテレビを見て、池上氏のあまりの痩せようが少し心配に
なってきました。どんな難しいことも、私にでも判るように平易に解説してくださる
私の大切な「社会の先生」です。最近のマスコミ出ずっぱり状態を案じておりました。
どうぞご自愛くださいませと、テレビに語り掛けておりました。
そういえば、私が子供時代、親戚のおばあちゃんがニュースの後で頭を下げる
アナウンサーさん(あの時代はそう呼んでいました)に向かって、深々とお辞儀を
していた姿が思い出せます。今時、そんなことしている人を見たことはありません
ものね(笑)。。。