エイプリルフール
朝から雨が降っています。
先月末ごろから天気は不安定で、世相をそのまま映し出したようなかんじです。
人の手に有り余る厄災は、どうしようもありませんが、せめて自分のできることだけはしておこうと
先月から、一日のスケジュールを書き留めています。
見開きのスケジュールノートに書いていますから、一か月分ともなるとこれがなかなかの迫力です。
もしも自分が罹患したとして、二週間前の接触者のことまで覚えているかと問われれば、
迷わず自信をもって「ノー」と言えますので、これでは自分の責任が果たせないと思い、書き留めることに
しました。
そこで判りました。人間って案外、日々時々動いているものですね。
今日は何もしなかったと言っても、会社に出てもいれば、お昼ごはんも食べています。
宅配さんもくれば、隣のオフィスの方と会釈を交わすこともあります。
帰りにはスーパーに寄ったり、本屋に寄ったりもしていますので、誰にも会わない。誰とも口を利かない
などという日はないのです。
これは働く人ならば、たいていの人がそうでしょう。
ことほどさように、人はなかなか一人で生きていく・・と、言うわけにはいきません。
だからこそ、こんなウィルスのつけ込むシマもあるというものなのでしょう。
私は早く死にたいとは思ってはいませんが、最低の死ぬ準備はしておかないと、とは思っています。
まだまだ、仕事もしたいし、遊びたいし、この世に未練はたらたらですが、思い残すことなしにこの世を
去ることはできないことも知っています。
その時がきて、ひとつでも思い残すことが減っているように、出来る限りの準備はしておくというのが
私の生きていく信条です。
今年のエイブルフールは、例年になくまじめに物を考える、年度の始まりになりました。。。