国難は続く
ご多聞にもれず私も、在宅勤務がベースになっておりますが、時折出社もします。
そして来るたび、見るたび不安になってくるのが、シャッターの下りた商店街と、弁当の昇り旗を
たてたかつての夜の街です。
その数が、どんどん増えていっています。
このままでは、日本全体がゴーストタウンになるのもそう遠い話ではありません。
三月の頭に、お友達とコストコにいって楽しい買い物をした時が、遠い昔のようです。
それぞれのお店が、なんとかこの場を生き抜こうと、あの手この手の策を考えているのでしょう。
明日の100万より今日の10万と切実に欲している人が何人いることでしょう。
行政のみなさんに、それがどれほど切実に判りますか。
たぶん、サラリーマンさんと、小さな企業の経営者さんとの意識の谷間は深く広いです。
そして政府の諮問会議のメンバーには、大企業の代表は入っても、個人商店のオーナーは
入っていません。そういう方々が、救済策を考えるのです。判るはずがないし、早いはずがない。
必要なことは正しいことではなく、早いことだということが実感できない人たちに
今日明日のお金の心配をする人の気持ちが判るはずがないのです。
人にはそれぞれの立場と持ち分があり、いまはその立場を広く大きく受け入れて、
全方位的な施策を打つべき時ではないのでしょうか。
人気取りのマスクや動画コラボに現を抜かすより、今TVでいろいろな提言をしてくださる
日本の叡智。ノーベル賞受賞博士たちのご意見をお聞きしましょうよ。
世界最高の頭脳ですよ。各位の提言を実際にどう生かせるのか、それは私たち次第ではないですか。
実務は行政の仕事です。
そして理想と目標は、叡智に語っていただきたい。
政治家の仕事を人気とりと忖度だけで回していけると勘違いしている半端な秀才ではなく、
物事を深く静かに、極めていける本物の天才、秀才のご意見を伺いましょうよ。
そこに、日本の明日はあると、私は思うのですが・・・