週刊文春
2020年06月25日
近年の週刊文春の調査能力には感嘆!・・としか言いようがありません。
仕事柄、不倫の報道は必ず目を通しますが、撮影力は失礼ながらまだまだ
ですがそこに至るまでの執念という点に及ぶと、これはどこの調査会社も太刀打ち
できないものがあります。
ああいう長期間の調査は、現実的に一般の人を対象にはできません。
やろうことなら周囲にバレて「プライバシーの侵害」とエライことになります。
彼らは、週刊誌という盾で自分を守り、芸能人や政治家などの有名人をその剣の先に
刺し貫くのです。
求める多くの読者がいて、それを提供するのです。
私たちは多くの人が求めているわけではありません。
その特定の人を、一人の人のためだけに調査するのです。
しかも法の縛りの中で、誰にも判らないように、綿密に
細心に行わなければならないのです。
週刊誌報道はセンセーショナルですが、私らはあくまで静かに
秘密裡にが原則です。
そんな仕事ですが、不倫が公になって、誰が泣くのか、誰が傷つくのかは
よく判っています。
そしてそれは有名人といえど、私たちと一緒です。
だからこそ読み終えた週刊文春を、無感動にゴミ箱には
捨てられない気持ちになるのです。。。