避難勧告

2020年07月20日

ずっと降り続いた雨も、ようやくこの3日ほどはおとなしくしているようです。

新聞には、泥にまみれた老人施設の1階が一面写真で写されていました。

この仕事をしていると、いろいろなところに参ります。何年か前に山口県で大雨のために

やっぱり老人施設が泥水に飲まれたことがありました。

その施設にはその1週間ほど前に訪れたばかりでした。

関係者のお話を聞き、お暇した時古い舗装の道路に並行して流れる川はその時も

雨がふっており、勢いこそあるものの、そこいらのほんの小川に毛が生えた

そんな程度もものでした。

 

私の住む地域は一級河川がなく、日照りと水不足で全国的に有名な

処ですから、洪水に対して危機意識が薄いのかもしれません。

川の流れを畏怖をもって見るということの回数が絶対的に少ないのかも

しれません。

それでも、こう毎年のように続くと、さすがに僅かな危機意識がもたげてきます。

我が家は河川からかなり離れています。ハザードマップの色も赤でも黄色でもありません。

でも、水が出る警報が出ても他所に避難はしません。

幸か不幸か一応三階建てなので、非難はいわゆる「縦避難」です。

娘にも「避難勧告が出ても様子見にはこなくてよろしい。私たちは縦避難と

決めている。あなた達こそ子供を守りなさい」と伝えてあります。

 

家人はゴムボートを購入するつもりだそうです。

ま、あればいいでしょう。ないよりはね。

それよりも、ご近所の人に一応声をかけておこうかどうかの方が

迷う次第です。

お隣はご夫婦だし。反対側は私たちよりずっと若いし、奥は未亡人だから

声かけておこうかと・・日々模索しています。(そんなに真面目な性格

だっただろうか・・カゲの声)

 

私の見果てぬ夢は、タイタニックのような状況で、避難ボートを勧められた時

若い人にとお譲りすることなのです。

この話を家人にすると「ハイハイ」と軽くあしらわれ

娘にすると「そんなクルーズ船みたいなのに若い人は乗ってないわよ。」と

あきれられます。

いいじゃないですか。それくらいの夢を見たって。

ポセイドンアドベンチャーの、あのジーンハックマンのかっこいいこと

と言ったら・・誰それ?と言われて自らの齢をひしひしと感じ入りました。。。


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