文春対新潮

2020年07月23日

先日は週刊文春の記事で、今日はといえば週刊新潮と言えば、この

魔女相談員は仕事もせずに、こんなもんばっかり読んでいるのかと

誤解を受けそうなのですが、週刊誌は私たちの仕事になかなか役立つことが

多いのです。

 

正誤はともかく、何かの事件に対してまずその窓口を深く大きく広げるのは

テレビでも新聞でもなく週刊誌です。

私は元来が活字人間ですので、週刊誌手あたり次第という日々でしたが

スマホに「dマガジン」をインストールしてから、その手軽さと価格の破格の

安さに感動すら覚え使っていたのですが、ある時ふと気づきました。

文春はこのdマガジンに一面記事は載せていない。巻末特集も載せていない。

はっきり言えば、たいしたことのない井戸端会議の延長みたいな話と、

連載されているエッセイしかない・・・

 

ずるい!  と最初は思いました。

でもよくよく考えてみると、月額400円であらゆる週刊誌を見られることの

方がよっぽどずるい!ですよね。製作者側から見れば・・

それに気づいて、しばらくの間新聞に掲載されている週刊誌の見出しと

dマガジンの見出しとを比べてみました。

すると、文春はあからさまなのですが、週刊新潮はそうではないのです。

時たま、一面記事や巻末を外すことはありますが、両方外すことはないと

いうことが判りました。良心的です。

 

私は悩みました。良心的な新潮と営利主義が見える文春。

迷いに迷ったあげく、私は文春は宅配で、新潮はスマホでと

分けることにしました。

 

はい。私もずるいです。

貧者は目の前の購読料に負けました。しかも、文春は向こう三カ月

半額なのです。

新潮さんの清貧の営業に目をそむけ、まんまと文春の罠に落ちました。

すべて、私の貧しさの選択ゆえです。お許しください。

 

と、僅かな良心に許しを請いながら開いた新潮に「三浦友和さんの

独占インタビュー」が載ってありました。

そこで同氏は浮気について「浮気をするしないは人間性の問題ではなく、

浮気をしないと決めて生きているか、決めていないかだけです。」と

述べておりました。

これは私の心に沁みました。まさしくその通りではないかと。

 

この記事を読んで、今週は新潮買えばよかったなと、一瞬思いましたが

自らの生業を考えると、とんでもない!

世の中のみなさんが、三浦友和さんのように生きていたら、私らの

商売は成り立ちません。

 

良心と懐は、どこまで行っても平行線です。

いつかきっと、良心を優先させられるように努めますので

新潮さんそれまで待っててくださいね。。。

 

 

 


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