ちょっとした焦燥

2021年01月16日

北日本に大雪を降らせ、四国といえど指先まで痺れるような寒さが

少し緩んで、つかの間の暖かい日のうちを味わっております。

このコロナ禍で、海が綺麗になり空が高くなり、産業がその生産を

否応なしにでもセーブすると、こんなに「自然」が帰るんだとニュースが

流れておりました。

もう何十年の課題でもある地球の温暖化にも、なんらかの影響が

あるかもしれないと、ささやかな期待を抱く方もおいでのようです。

 

それに水を差す気はありませんが、温暖化の停滞は結構なことですが、

その余波が冬の大雪であったり、何年振りかの厳しい冬の到来ということで

自然が帳尻を合わせるようなら、私は個人的には「ちょっと待って!」と

叫びたい気分です。

 

こんなことを言うと、石礫どころか射殺されそうな気もするのですが、

温暖化と厳冬を秤にかけて、どっちを選ぶと迫られたら「温暖化」を

選ぶ私は非国民ですか?

地球に生きる資格を持たない異星人ですか?

 

テレビを見ていると、昨日までは感染数が史上最高になりましたと煽っておいて

少し人数が下がると陽性率が上がっています。

先々週の日曜日に比べたら・・

前回の宣言時と比較して・・と、何が何でも「最悪」の数字を見つけようとする

マスコミ。

これって正しい報道なのでしょうか。

同じ条件で出した数字を比べてこそ、その数字の正確度が計られるのでは

ありませんか?

 

同時に非常事態宣言下で、指示に従わず営業を続けている店や、入院拒否の人に

罰則や罰金を科そうという法規制が出来上がりそうです。

こうやって、じりじりと真綿で首を絞めるような行為をそのまま

黙って見過ごしていていいのでしょうかね。

道徳や自粛という名前に上手にカモフラージュされた本当の意味と

実行力を見逃していていいのでしょうかね。

 

今日も相談電話をお聞きしながら、私はそんなことを考えています。

香港の自由の女神には遠く及ばずとも、ひねくれ魔女おばばのささやかな

つぶやきはいつかは誰かのもとにひとつでも届くのでしょうか。

そんなことを考えながら綴る土曜日の昼下がりです。。。

 

 

 

 


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