古い日記

2019年10月03日

私はもう何十年も日記を綴っております。読み返すと気恥ずかしい時代もありましたが、備忘録としてこんなに最適なものはありません。

社会人になってからは、気持ちよりも仕事の過程であったり、やり方であったりもしますし、子育て時期は迷いや、悩みや無知を

日記にさらけ出しておりました。

なので・・今になってその何十冊もの日記がとても重荷になっております。

自分の人生を振り返るようになった時に、これらがどんな形で誰の目につくのかと考えると、汗顔よりも空恐ろしくなってしまいます。

なにしろ、人様に見せるために書いているのではありませんので、ありていに申しますと、「真っ黒」なのです(笑)

建前を外しておりますので、罵詈雑言のページや、恨みつらみ、世の中への嘆願・・そんなおどろおどろしい文字にあふれかえって

いるのです。

私の人生こんなに暗かった? と、暗澹たる思いに駆られるほどなのです。しかも、若い時ほどそれが顕著です。

こんなものを私の死後、だれが見るのかと考えたら、苦悩にさいなまれ、今夜から眠れなくなります。

自分の残したもので、自分が縛られ苛まれる。思えば愚かなことをしたものです。

と、おもいつつも、なんなく読み返していれば、時にはくすっと笑ったり、感慨に耽ったりすることもあるので、これまた厄介なシロモノなのです。

しかし、いずれ近いうちに私はこれらを灰燼に帰すことにします。

私という人間が私であったことは、自分だけが知っていればそれでいいことなのです。

家人にはパートナーとしての私が、子らには母としての私がいればそれでいいのです。

そのすべてを包括した私という人間は、私だけが知っていればそれでいいと、結論付けました。

さて、それらを誰にもしられずに、処分する方法をどなたかご伝授くださいませんか。

魔女相談員は本当に困っています。

 

 


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