雨がすき?

2021年05月17日

今日も雨です。

2日前から「梅雨入り」になっています。こんなに早いのは

初めてでびっくりです。

しかも、早くに梅雨入りしたからと言って早く開ける訳ではないと

知ってなんだかがっかりです。

雨は嫌いではないですが、何かしょうとした時に雨が降っていると

損したような気分になるのは私だけでしょうか。

 

 

今が畑の植え付けの盛りを迎えた家人は「雨はありがたい」なんて

一人前の農家さんみたいな口ぶりですが、生育不良の苺を毎朝2個3個と

採ってくるのは止めてほしいですね。

どうするの?   たったこれだけを・・・

しかも、妙に赤々しいくせに固い。形は不揃い。

いくら今年初めてのチャレンジとはいえ、私の中の苺とは全く別物です。

それを、折角収穫したからと絶対に捨てようとはしません。

これを「ジャム」にしてくれと言うのです。

いいですよ。作っても・・・でも2個や3個をどうやって?

少し溜まるまで待とうと思っても、収穫高のあまりの少なさに初期のものの

数が揃うまでに、鮮度が保たないのです。

そこで苦肉の策と、毎日冷凍保存してなんとか数が揃ったらジャム・・ということにしました。

軽井沢の有名店のレシピで作れというのですから、怖れを知らないというか、無謀というか

アホと言うか・・

でも、まぁ作ってみましたよ。こんな固い苺がどうなるか・・と怖いもの見たさで。

 

 

すると・・これが思ったよりずっと旨い・・のです。始末の悪いことに・・。

こうなったら、打ちひしがれていた分、家人の農業心がムラムラと

燃えあがり、「どうだ!  オレの苺!」などと言うのですが・・

 

いえいえ、それ作ったの私ですから。

あなたの苺はそのままでは、固くて色が悪くて、味がないの三拍子揃ってましたよ。

あなたも見たでしょ。食べてみたでしょ。

お砂糖もミルクもなんの助けにもならないあの頑固で蒙昧な味を。

 

もう2回作りました。元の量が量だけに一度に作っても2回ぐらいで

無くなりますが、甘さも自由に加減できるし、粒を残して余った

シロップはミルク割するとこれがまた優しい味なのです。

 

手を掛ければ美味しくなるものです。

もともとは、娘の次男がトマトや苺が大好きで、娘いわく

「赤けりゃいいのよ」だったのですが、確かに我が家の苺は色は

毒々しいほど赤いですが、味が・・・ない。

いくになんでも、これは食べさせられないと、ジャムにしたのですが

案外それが美味しくて、肝心の次男のところに行く前に、食べちゃって・・

許せよ。本能のままに生きるジジとババで・・(笑)

 

そして今日は、雨のおかげで成長しつくしたアスパラを採ってきました。

アスパラは不思議なもので穂先から20~25センチくらいまでが食べごろです。

茎近くの筋っぽいところをポキンと折っていて、ふと比べてみると

たいていそうなっています。

野菜の不思議ですね。

このアスパラは2年目。やっぱり去年は酷かった。

栄養不良の竹かと思う姿形で食べる気にはなりませんでしたが、今年は

わらわらとできはじめ、それが旨い。

茹でてマヨネーズ。定番のアスパラベーコン。肉巻きの塩味バージョンと

甘辛たれバージョン。アスパラごはんと、もう愉しみまくり。

今日はなににしょうかと心が弾みます。

 

去年も今年もなかなか大変な時は続きますが、これはこれで

楽しい「おうち時間」と割り切れば、受け入れられますね。

明日は雨も上がるようです。

どうぞ優しい梅雨でありますように・・・。。。

 

 

 

 

 

 


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