架空の世界

2021年05月27日

思いがけない速さで訪れた梅雨は、案の定長い雨を降らせています。

昨日の夜は折角のスーパームーンと皆既月食を見逃し、雨と風に驚かされて

トホホの時間を過ごしましたが、こんな夜は撮りためている韓国ドラマのビデオを

じっくり鑑賞するに限ります。

 

韓国ドラマと言っても、私はあの砂糖菓子のような恋愛ドラマではなく、ロマンチックな

王朝物でもなく、犯罪ドラマやハードな人間模様のあるものが好きですね。

つい先だってまでは「夫婦の世界」見てました。

毎日二話づつ録画して見ていました。それはそれでかなりハードなのですが、

それでも見飽きさせないストーリーが立派です。

 

そして今は「誰も知らない」。これもまた、私を夢中にさせています。

なにしろ話の展開が早い。ストーリーが次から次へと展開していくわ、

会話は韓国語なので字幕は必要だわで、目が離せません。

「ながら見」というやつができないのです。

このドラマを見た後で、日本のドラマ見たらその冗長さに僻々しますよ。

 

 

20数年前の連続殺人と、現在起こった名門中学校での墜落事件が、

宝塚男役風の女性刑事と、ジャニーズ崩れみたいな教師が縦横の糸を

織り合わせるように解いていく(いや、まだ解いていませんが、そうなる

だろうと予測はできます)のですが、その登場人物の一人一人がしっかり

関わりあって、無駄遣いがない。主要人物とは思えなくとも・・です。

これは脚本の見事だと思います。

ところどころに都合の良い予定調和はありますが、進んでいくとこれは

これで必要だったなと納得する場面は多々あります。

 

ほぼ同じペースで中国ドラマも見ています。(テレビに毒されています。)

こちらは「沈黙の真相」

これがまた複雑。よく過去と現在を入れ替わりで見せる手法を最近のドラマは

使いますが、これには過去が二つあって時間軸で行くと次元の違う話が三つあって

それが重なっているというお話。

二つの次元の話というのは「シグナル」というのがありましたが、あれをもうひとつ

複雑にしたかんじです。

でも、ベースが中国の若い人の正義感でなっており、こちらも毎回楽しみです。

これは毎週木曜日に2本録ります。

この時間帯も前作の「バットボーイ」がとてもよかったので、そのまま次も

見ているという次第です。

 

私はもともと映画は好きですが、テレビはあまりみない人種と思っておりました。

実際そうだったのですが、どうもそうではなかったらしいです。

ただ、日本のドラマはあまり見ませんね。

現実を知りすぎているからなのか、何を見ても嘘くさく、脚本が幼稚。

見ている方をバカにしているのかと思ってしまって、物語に入り込めないのです。

 

国際情勢などを見ると、韓国も中国もあまり好きではないですが、映像芸術という点に

おいては日本よりもずっと優れていると私は思っています。

そしてそれはちょっと寂しくもありますね。

「ながら見」ができない日本のドラマを見てみたい、そんな願いがいつかは

叶うでしょうか。

 

尤も、私の本当の好きなジャンルは・・「スプラッター映画です」と告白すると

大抵の人には引かれちゃうんですけどね。ただ、言い訳をひとつだけ

させてください。

映画やドラマは「非日常」でしょ。そうであればあるほど面白い。

ならば、行きつくところは、絶対にありえない日常・・ではないですかね。

 

「・・・いやいや君が言うとなんだか怖いよ(ぶるぶる)」

と、私の被害者と常々公言しております家人は怯えております(ふっふふ・・)。。。

 

 

 

 

 

 

 


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