清き一票
梅雨の晴れ間というか、初夏の陽射しというか、そんな私好みの陽気が続いております。
コロナのしつこい脅威はじわじわとボディブローのようにそれぞれに堪え、今月に入って
都市圏の有名飲食店が次々と閉店したり、廃業したりしています。
閉店と廃業は似て非なるもので、廃業の場合の再開はできないけれど、閉店の場合は再開も
可能ということらしいですね。
その店の味や歴史がこんなことで消えてしまうなんて、本当に残念です。
しかも、お上のいう事を律儀に守った果てがこれでは、経営者さんも泣くに泣けない
思いで一杯でしょうね。
有識者の尾身会長は、緊急事態宣言を伸ばしたり、広げたりするのには声を大にして
政府は自分たちの提言に耳を貸さないと非難しますが、そのあなた達はオリンピックの開催に
ついては声高にに反対はしないのですね。
いや、しているのかもしれませんが、緊急事態宣言の拡大ほどの大きさでないことは確かですよね。
なぜ言わない?
先日知り合いから聞いたところによると、各都道府県の警察官たちにオリンピックの
警備要請が届いて、もう何人かは派遣することが決まったそうです。
そりゃあそうなりますよね。開催されるとなると、日本中から警察官が集められ警備に
就かされるでしょう。
当然、彼らはオリンピック関係者枠でのワクチン接種してからですよねと言うと、
それが違うみたいなのよとご家族は言っています。
オリンピック枠に彼らが入っていないってそれどういうこと?
彼らは公僕という職責で、危険を顧みず警備に就くのに、恩恵の枠から外されるなんて
そんなことがあっていいのでしょうか。
他所の国の方はもちろん、東京の不特定多数の人と接する、現在の日本の中での
いわばコロナ最前線に立つのですよ。
その彼らに、ワクチン接種なしなんて・・・信じられません。
バイデン氏やトランプ氏がこのコロナ禍は戦争だと言っていましたが、だとするなら
派遣される警察官は、いわば「特攻隊」なのでしょうか。
こんなことは二度とあってはならないと靖国神社のお膝元で、こんな暴挙が許される
のでしょうか。
もしこれが、私の一人合点で、実はそうではなかったということなら、それはそれで
大変結構なことです。
万全の体制で職務に就けるというならば、警察官という職務上は、致し方ない仕事で
あるかもしれません。
でも一事が万事の「東京オリンピック」
まだ「止める」と言っても間に合うのではありませんか。
思いっきり、世間やマスコミやネットで叩かれても、批難に晒されても
将来的には、絶対な名を残す人になれますよと、目立ちたがりの
代議士さんに誰か囁きませんか。
私、その代議士さんに次の一票入れます。
比例代表に出てください。何党であっても、男女も問わず、それまでの
実績も悪評価も言動も出自も何も問いません。
それだけで一票入れます。
・・・・なんて、言っても、私の一票なんていらんわよねぇ・・・